« 「アジアン!プラス」8月11日からの放送予定 | トップページ | 「アジアン!プラス」8月18日からの放送予定 »

2008/08/10

「海角七號」監督&キャストインタビュー!〜台北電影節レポート5

0810cape71今年の第10回台北電影節の台北電影奨(グランプリ)100万元大賞に輝いたのは、発表当日にお伝えしたように、魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督の「海角七號(Cape No7)」でした。
6月29日にこの作品を見たのですが、優れたエンターテインメントに仕上がっていて、とっても面白い映画です。
侯孝賢 (ホウ・シャオシェン)監督が、「こういう台湾映画を待っていたんだ!」と授賞式で絶賛していました。

0810cape72終映後に魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督と主演の范逸臣(ファン・イーチェン)田中千繪、中孝介が舞台挨拶に登場し、その後もロビーでのフォトセッションがありました。そして、ゆるゆると監督やキャストと交流できる…というのが映画祭の良いところで、日本人女優の田中千繪さんにぜひ話を聞こうと思っていたのですが、なんとあっという間に皆さん退場してしまったのです。
そして、レポート2に書いた莫子儀(モー・ズーイ)たちと会ったパーティに、「海角七號」の皆さんも来ていて、ご挨拶する事ができました。そうしたら、制作にも関わっている田中千繪さん所属する会社の方から、ぜひインタビューを、というありがたいお申し出をいただき、翌日の取材がトントンと決まってしまいました。

0810cape7weiそして翌日、大安にあるオフィスにうかがい、魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督、范逸臣(ファン・イーチェン)さん、田中千繪さんのインタビューです。
主演にお二人を起用したポイントや、オファーを受けての感想、役作りについてほか、たっぷり1時間お話を聞くことができました。印象的だったのは、范逸臣(ファン・イーチェン)の起用について。歌手であることは大前提の役ですが、監督は、丁度迷いの時期にいた彼が、この主人公の役柄とよく合っていたからだと言っていました。
二人のベッドシーンについては、ものすごく照れて、結局何も答えてもらっていないような気が…。(^o^)
恒例の「役に立つひと言」と「お気に入りセレクション」も聞きましたが、范逸臣(ファン・イーチェン)さんには、「Artist File」用に、6曲全部本人選曲というのをお願いすると、「6曲しか選べないのなら…うーん、じゃあ自分で作曲したものにしよう。」と、ちゃんとアルバム名まで書いて下さいました。

0810cape7fanこのインタビューは、8月18日(月)の「アジアン!プラス」で放送します。
范逸臣(ファン・イーチェン)の「Artist File」は、8月19日(火)です。
そうそう、この映画には素敵な曲がたくさん使われていますが、この中の数曲を収録したミニアルバムが前売り券を買うともらえるそうです。今回は、この非売品のCDをいただくことができ、さらに放送の許可もいただきましたので、8月18日(月)の特集でお届けします。

0810cape7chieインタビューした3人の、簡単なご紹介をしておきましょう。
田中千繪さんは、語学留学がきっかけで台湾で芸能活動をするようになったということですが、綺麗でスタイルも良いし、これからますます注目を浴びると思います。ちなみに、彼女のお父さんはメイクアップアーチストのトニー・タナカさんです。
映画の主題歌も作った范逸臣(ファン・イーチェン)は、「猟奇的な彼女」の主題歌「I Believe」の中国語カバーが大ヒットしたシンガーソングライター。歌、巧いです!主題歌「無樂不作」を収録した同名ニューアルバムも、7月25日にリリースされました。
魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督は、楊徳昌(エドワード・ヤン)監督の助監督を経て、日本の林海像監督の「海ほおずき」にスタッフとして参加しました。その後「賽徳克・巴莱」という作品のデモ映像を作り、これがとても素晴らしい出来(映画ライターの杉山亮一さん曰く)だそうです。台湾映画にしては破格の制作費の「海角七號」は、台北電影節のオープニング作品となりました。

0810cape73「海角七號」
監督:魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)
出演:范逸臣(ファン・イーチェン)、田中千繪、中孝介、林曉培(シノ・リン)
8月22日より台湾で公開
公式サイト(中国語)http://blog.pixnet.net/cape7
范逸臣ブログ(中国語)http://blog.pixnet.net/vanmusic
田中千繪ブログ(日本語)http://plaza.rakuten.co.jp/tanakachie/
中孝介 オフィシャルホームページ(日本語)http://www.atarikousuke.jp/

◆ストーリー
台湾の南端、小さな町恆春に、アーチストの夢破れて台北から帰ってきた阿嘉(范逸臣)は、怪我した父の代わりに、嫌々郵便配達をすることになります。
一方、この町で中孝介のライブ開催に奔走する日本人の友子(田中千繪)は、前座のバンドの手配に苦心していましたが、地元の人々の公開オーディションで、なんとかメンバーを集めることができました。気が進まないままバンドに参加した阿嘉と、なんとかライブを成功させようとする友子は、反発しながらもお互いに惹かれ会っていきます。初めての夜を共にしたとき、友子は宛先不明で阿嘉が配達していない手紙の束を見つけます。それは、60年前に愛する人を台湾に残し、一人日本に帰った男からのラブレターでした。自分と同じ名前の宛名の女性に、なんとかこの手紙を届けたいと思った友子は、阿嘉と共に手紙に書かれた古い住所を探そうとします。
オリジナルの曲作りがなかなか進まない阿嘉、ケンカの絶えない前座バンドでしたがなんとか形ができ、いよいよライブの日。思いがけない人からラブレターの宛先が知らされ、阿嘉はバイクを走らせるのでした…。

60年にわたる愛の軌跡と、ユーモラスに、時に切なく、ライブ開催に関わる人々の人間模様が綴られていきますが、これが見事に融合し、上質のエンターテインメントになっています。作品の重要なモチーフとなっている音楽も、范逸臣(ファン・イーチェン)の主題歌をはじめ良い曲ばかり。中孝介と范逸臣(ファン・イーチェン)たちのバンドがコラボレートする日本の曲「野ばら」は感動ものです。
映画祭には、日本の有名な映画祭のプログラムディレクターの方々も来ていたので、ぜひ日本で上映して欲しいと思っていたら、9月5日(金)〜7日(日)に行われる「アジア海洋映画祭イン幕張」のコンペ参加が決まりました。
チケットは、公式サイトで「売行き良好 お早目のお申し込みを!」となっています。
毎日更新されますので、要チェックです。

8月18日(月)と8月19日(火)の「アジアン!プラス」を、ぜひお楽しみに!!

|

« 「アジアン!プラス」8月11日からの放送予定 | トップページ | 「アジアン!プラス」8月18日からの放送予定 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「アジアン!プラス」8月11日からの放送予定 | トップページ | 「アジアン!プラス」8月18日からの放送予定 »