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2009/03/15

台湾映画「停車」の鐘孟宏(チョン・モンホン)監督インタビュー!

0313osakaasian3「大阪アジアン映画祭」の2日めに上映された、台湾映画「停車」の鐘孟宏(チョン・モンホン)監督にインタビューしてきました。
この映画祭の開催をご紹介した2月23日の記事に書きましたが、昨年12月に台北で見た「停車」があまりに面白く、大阪で監督にインタビューできることになり、いそいそと出かけて参りました。

0315osakakaiken映画祭のオープニングセレモニーの前に、マスコミ向けの記者会見が行われましたが、瀬田なつき監督のご挨拶ではありませんが、関西のメディアの中に混じる唯一の「アウェイな私」ですから、質問は遠慮していました。
質問は、一般公開が近いために試写を見ている記者が多かったせいでしょう、「チョコレート・ファイター」のプラッチャヤー・ピンゲーオ監督に集中していました。
翌14日、一番最初の上映となった「停車」の上映前に、鐘孟宏(チョン・モンホン)監督のご挨拶、そして上映後に観客との質疑応答があり、しっかりと自分のテーマを表現したいという監督の熱意が、とてもよく伝わってきました。
ただ、監督の回答がかなりクールだな、という印象を受け、インタビューの質問を待ち時間の間に練り直しました。台北の映画館でのQ&Aを経験したので、大阪の観客との反応に違いについて聞くと、観客とのやりとりは苦手だという、意外な答えが返ってきました。
この映画は、海外の数々の映画祭に出品したけど、カンヌ以外は行っていないので、こういったQ&Aはこの大阪が初めてだということでした。クールと感じたのは、そのせいだったようです。

1214parking2「停車」には張震(チャン・チェン)、桂綸[金美](グイ・ルンメイ)、戴立忍(ダイ・リーレン)、杜[シ文]澤(チャップマン・トー)、高捷(ガオ・ジェ)という豪華キャストが顔を揃えていますが、最初にイメージしたのは張震(チャン・チェン)と杜[シ文]澤(チャップマン・トー)で、戴立忍(ダイ・リーレン)は最初高捷(ガオ・ジェ)が演じた理髪店の店主を予定していたそうです。
また、桂綸[金美](グイ・ルンメイ)は最初電話の声だけの出演を想定していたが、色々なシーンを撮影し、編集でかなりバッサリ切ったという顛末も教えてくれました。うわぁ、それは見たかった〜と思わず言ってしまったシーンもあり、それはDVDの特典映像に入らないのか聞いてみました。
しかし、「入れない。」とあっさり。(^○^)
完成した作品が全て、という自信のもとに、よくあるDVDの監督コメンタリーも嫌いだと。
色々お話を伺っていくうちに、作品が自分の表現の全てで、それをどう受け止めるのは私たち観客に委ねられる、ということのようです。

最後に、雑談で伺ったのですが、映画の舞台となる「承徳路2−190」という場所は実在するところだそうです。但し、建物は改修されて、高捷(ガオ・ジェ)の理髪店も、杜[シ文]澤(チャップマン・トー)の仕立て屋も、老夫婦のいる部屋、戴立忍(ダイ・リーレン)の売春斡旋所もないとのこと。
残念ですが、張震(チャン・チェン)が二重駐車で出られなくなった道路はありますから、今度見て来ようと思います。
あっ、しまった、ケーキ屋さんの場所を聞き忘れた・・・。

興味深く、意外性もたっぷり、そして楽しい鐘孟宏(チョン・モンホン)監督の単独インタビューは、4月6日(月)、その前に観客とのティーチインを3月30日(月)に放送します。
ぜひお聞き下さい。

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