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2009/10/25

鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督&黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)の舞台挨拶とインタビュー!

1024yanyan110月24日、東京国際映画祭のアジアの風で上映された台湾映画「ヤンヤン」のステージに鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督とキャストの黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)が登場、観客とのQ&Aが行われました。
この映画「陽陽(ヤンヤン)」については、7月の台北電影節の時から何度もお伝えしてきましたが、大学の陸上部で活躍する台湾とフランスのハーフの女の子陽陽(ヤンヤン)の恋と成長の物語です。

1024yanyan2「陽陽(ヤンヤン)」上映後のご挨拶で、「シーディンの夏」「一年の初め」に続き、3回目の参加となる鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督は、ただ流ちょうなだけではなく、「監督は体育会系ですか?」と聞かれ、「いえ、僕は草食系です。」と場内を笑わせるほどの日本語力。
明るく気さくな黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)は、この作品で女優になる陽陽(ヤンヤン)のマネージャー役を演じていますが、「最初は陽陽(ヤンヤン)が騙されちゃうのかと思った」という観客に「見かけは悪い奴みたいだけど、すごくいい人の役です。」と笑いながら答えていました。

そして、この日は10月3日から公開になった鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督の長編デビュー作「一年之初−いちねんのはじめ−」のシネマート新宿での公開初日で、こちらでも舞台挨拶を行いました。
この時は、なんと監督が通訳も兼ねて進行、客席の三分の一は「陽陽(ヤンヤン)」を見ているということで、お二人ともうれしそうでしたね。

1024chenこのシネマート新宿での舞台挨拶が終わると、また六本木へ戻り、今度は単独インタビューです。
(一日中、追っかけ状態?)
黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)が来る前に、監督に前回の台北でのインタビューを放送した番組のCDを渡したり、お子さんの写真を見せていただいたりしていました。
監督のお子さんは「陽陽(ヤンヤン)」撮影中に誕生、その日は林書宇(トム・リン)監督に現場を任せて駆けつけたというエピソードは、7月の台北インタビューで伺いましたが、もう、メロメロのパパ。見せていただいた赤ちゃんの写真を手にしたショットの顔を見ればおわかりでしょう。
まぁ、とにかく誰が見ても可愛い赤ちゃんで、「ブログでは僕より人気があるんです。」と言っていました。

1024yanyan3ほどなく黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)が入ってきて、インタビュー開始。
7月の台北インタビューで、監督がいかに彼を信頼しているかということを聞きましたが、映画の中で私が最も好きな陽陽(ヤンヤン)とマネージャー役の黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)とのダンスシーンも、個別に話をしただけで、あとは張榕容(チャン・ロンロン)と二人であの素晴らしいシーンを創り上げたそうです。
全てを託すマネージャーに対する陽陽(ヤンヤン)の気持、そしてそれを受け入れるわけにはいかない彼のもどかしさ・・・激しさと曖昧さが混ざり合ったお互いの思いの押し引き、微妙な気持の揺れを踊りながら描く、名シーンといえるでしょう。
来月行われる台湾金馬奨に、張榕容(チャン・ロンロン)が主演女優賞、黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)が助演男優賞、何思慧(ソフィア・ハー)が新人賞と、メインキャスト3人がノミネートされています。
俳優に最適な演技環境を作り、自由に表現できる場を与える・・・それが鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督の演出ですから、これだけ俳優が評価されるということは、監督賞とイコールではないでしょうか。

そうそう、このダンスシーンですが、蔡健雅(タニア・チュア)の「若イ尓[石並]到他」のミュージックビデオで後日談というか、番外編が描かれています。ここで見せる黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)の男の哀しみ、必見です。
これについて聞いてみると、タニアのスタッフが「陽陽(ヤンヤン)」をたいへん気に入り、鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督にミュージックビデオの演出を依頼したことから、イメージソングとなったそうです。
中国語ですが、「陽陽(ヤンヤン)」の公式ブログで見ることができます。

http://yangyang.pixnet.net/blog

1024hoanさて、黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)は、舞台からスタートして、映画では戴立忍(ダイ・リーレン)に見出されて「兩個夏天」に出演。その戴立忍(ダイ・リーレン)の紹介で鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督と仕事をするようになったそうですが、「もっと早くに知り合いたかった」というほどのコンビです。
この他、林書宇(トム・リン)監督の「海岸巡視兵」では、俳優鄭有傑(チェン・ヨージエ)と共演、蘇照彬(スー・チャオピン)監督の「詭絲(シルク)」、そして金馬劇展のオープニング作品となる鄭文堂(チェン・ウェンタン)監督の「眼涙」など、台湾の気鋭の監督作品に出演している黄健[王韋](ホアン・チェンウェイ)。
これだけのキャリアですから、ゆくゆくは監督への道を考えているのではないかと聞くと、果たしてその通り。デビュー作の主役には、鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督をオファーすると言っていました。
決してアイドル的なイケメンではありませんが、インタビューの時は本当に明るくフレンドリーで、スクリーンの中の“色気”には、惚れ惚れします。

このインタビューは、近々Podcast送信を予定しています。
どうぞお楽しみに!

★鄭有傑(チェン・ヨージエ)監督インタビューと「陽陽」台北プレミアの記事
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2009/08/post-ffc0.html

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