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2009/10/19

「台北に舞う雪」記者会見!

1018taipeisnow1東京国際映画祭のコンペティションに参加している、中国・日本・香港・台湾合作映画「台北に舞う雪」の記者会見が10月18日、六本木ヒルズで行われました。
登壇したのは、霍建起(フォ・ジェンチィ)監督と、キャストの陳柏霖(チェン・ボーリン)、童瑤 (トン・ヤオ)、楊祐寧(トニー・ヤン)、莫子儀(モー・ ズーイ) 。
この映画は、日本でもヒットした「山の郵便配達」「故郷の香り」の霍建起(フォ・ジェンチィ)監督の最新作で、違う世界で生きてきた若い男女が、偶然と必然に導かれて同じ時を過ごし、かけがえのない愛情に気づいていくラブストーリーです。

1018bolin最初に司会者から監督の印象について聞かれたキャストの面々は、声をそろえて「現場で一度も声を荒げたことのない、これまでに出会った中で一番優しい監督。一緒に仕事ができて良かった。」と言い、陳柏霖(チェン・ボーリン)は、自分が演じているモーという役は、監督の若いときの姿ではないかと思っていると語っていました。
映画の冒頭で菁桐の町を自転車で走るモーの姿をカメラがずっと追っていくのですが、「藍色夏恋」や「アバウト・ラブ」を思い起こす方も多いと思います。帰らぬ母を待ちながら町の人々の雑用を一手に引き受けるさわやか青年の、ひたむきな思いと陰影を見事に表現しています。

1018ton出演者が遊んでいると、必ず仲間に入ってくる童心あふれる人、そして旺盛な好奇心が、役者の個性を見事にとらえて表現できるのではないか、とは、ヒロインメイ役の童瑤 (トン・ヤオ)。
大陸から出てきた新人歌手で、夢を掴もうとしている時に声が出なくなり失踪、菁桐でモーと出会い、徐々に癒されていくものの、台北に残した思いとの間で揺れ動く心情をしなやかに演じています。

1018yan楊祐寧(トニー・ヤン)は、「高名な監督だしすごく緊張したけど、最初に声かけられたのが、台北ではどこが面白い?何がおいしい?だったので、一挙に緊張が解けて、役に入り込むことができました。今回東京へ来て、仕事が終わると、さぁ美味しい物食べに行こう、とみんなを誘ってくれます。」と。
今回はメイが心を寄せるクールな音楽プロデューサーという役どころで、長髪も珍しいのですが、本来の明るい性格を押し殺し、楽しい現場でもできるだけ一人で人と交わらないで役作りをしていたそうです。

1018moそして莫子儀(モー・ ズーイ) は「美意識が素晴らしい。初めての菁桐でも、すぐに一番美しいところをとらえています。人の心も同じように、すぐその人の良いところをとらえる・・そういう感覚が素晴らしいです。とても気持ちよく仕事ができます。監督に聞きたいのは、これだけいい性格でどうしてあんなに良い作品ができるのか、それはすごく難しいことなのに、それを見事にやりとげる人生哲学みたいなものをご教授願いたいと思います。」と、若手の演技巧者らしい印象を述べていました。
仕事としてネタをつかむということと、人としての思いの葛藤の中で、失踪したメイを追いかける記者役です。

1018taipeisnow2それに答えて、監督は「役者というのはもろいものなので、監督があんまり怒ると演技ができなくなるし、影響があると思うので、怒ることはできない。ここにいるみんなはほんとうに可愛くて華やかな俳優だから、怒ることなんかできない。そして、今回の登場人物は、みんな僕が理想とする好きな若者たちだから、こういう暖かいチームワークの中で仕事をしてもらった。」ということです。

この後、キャストそれぞれの役作りについて、苦労したところ、そしてこれは私が監督に質問したのですが、使われている音楽について、など皆さん丁寧に答えてくれました。
今回の主題歌となっている「冬季到台北来看雨」は、1990年代に台湾で活躍していた女性歌手孟庭葦(モン・ティンウェイ)の曲です。映画の中では2回使われていて、1992年のオリジナルバージョンと、2005年にリメイクしたバージョンも使用したと、監督が答えてくれました。
また、劇中でメイがステージで歌うのは、いま人気の陳綺貞(チア・チェン)の「旅行的意義」。最新アルバム「華麗的冒險」に収録されています。

撮影時の苦労をキャストの4人が語り終わると、監督はそれぞれ“苦労をさせたシーン”についてエピソードを話してくれたのですが、陳柏霖(チェン・ボーリン)と童瑤 (トン・ヤオ)までで司会者からタイムアップの声がかかり、残念ながら楊祐寧(トニー・ヤン)と莫子儀(モー・ ズーイ) のエピソードを聞くことができませんでした。

この会見の模様は、Podcast配信を考えています。
しばらくお待ち下さいね。
そして、明日は上映時に舞台挨拶もありますが、陳柏霖(チェン・ボーリン)、楊祐寧(トニー・ヤン)、莫子儀(モー・ ズーイ) の単独インタビューを行います。レポートをお楽しみに!

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