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2009/11/23

「第10回東京フィルメックス」オープニングセレモニーと蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督Q&A

1221filmex今年で10回を迎える東京フィルメックスのオープニングセレモニーが、22日に有楽町の朝日ホールで行われました。
崔洋一審査委員長を筆頭に、中国のロウ・イエ(監督)、ジョヴァンナ・フルヴィ(イタリア/トロント国際映画祭アジア映画プログラマー) 、ジャン=フランソワ・ロジェ(フランス/シネマテーク・フランセーズ・プログラム・ディレクター、映画批評) 、そして台湾から女優の陳湘[王其](チェン・シアンチー)が登壇、代表して審査委員長の崔洋一監督がご挨拶をしました。

1221tsuaixianqi続いてオープニング作品「ヴィザージュ」の蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の舞台挨拶があり、出演者である陳湘[王其](チェン・シアンチー)も再びステージに姿を現しました。
蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督は、「この作品は観客の皆さんが試される映画です。どうか途中で帰ったりせずに、最後まで見て下さい。」・・・。

「ヴィザージュ」は、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督が、ルーヴル美術館からの依頼により、ヌーヴェルヴァーグ50周年を記念して作った作品で、ジャン=ピエール・レオー、ファニー・アルダン、ハレティシア・カスタ、常連の李康生(リー・カンション)、陸奕静(ルー・イーチン)、陳湘[王其](チェン・シアンチー)、楊貴媚(ヤン・クイメイ)が出演しています。
そして、上映後に蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督のQ&Aとなりましたが、林加奈子ディレクターをはじめとにかく監督に聞きたいことばかり。沢山の方が質問しました。

1221tsuai引き受けようと思ったポイントは、「ふたつの時、ふたりの時間」でゲスト出演したジャン=ピエール・レオーを撮りたかったから。
「ダヴィンチコード」は高い使用料を払って撮影したそうですが、蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督はルーヴル美術館からのオーダーなので、無料で内外を自由に使えた。
ラスト近くでジャン=ピエール・レオーが換気口から出てくるシーンがあるのですが、何故ダヴィンチの絵のところなのか、という質問には、「そこにたまたま穴があったから」ということで場内大爆笑。
この映画は、現在フランスで一般公開中で、その後ルーヴル美術館に収蔵され、1年間は館内のスクリーンで見られるそうです。

それにしてもこの映画、ある意味、これまでのどの蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)作品よりも難解かも知れません。
でも、次々と展開される意表を突く映像、楽しいミュージカルシーンもあり、どこを切り取っても蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)作品です。
監督はある僧侶の言葉を引用して「今日解らなければ、明日解るかも知れない。明日解らなければ来年解るかも知れない。それでも解らなければ、ゆっくり考えよう。」と。
つまり、何度も見て、その度に新しい感じ方ができるという作品である、と。
うまく説明できなくて申し訳ないのですが、とにかくこれは見るしかない!
あと1回、24日の12時から上映があります。
詳しくは、東京フィルメックスの公式サイトをご覧下さい。

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