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2010/11/25

第47回台湾金馬奨レポート 授賞式&パーティ編

1124leeレッドカーペットの取材が終わるやいなや、カメラマンや記者達は会場内のプレスルームにダッシュ、何故なら最後のウォーキングの頃にはすでに式典が始まっているからです。
果たしてプレスルームに着いた時には、モニターではもう新人賞を受けた「茱麗葉(Juliet)」の李千娜(リー・チェンナ)が泣いているところでした。
プレゼンターは王柏傑(ワン・ボージエ)と李烈(リー・リエ)、私は見逃してしまいましたが「海角七号」の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督もいたそうです。
阮經天(イーサン・ルアン)と張鈞甯(チャン・チュンニン)は、デザイン賞と美術賞、ビビアン・スーと洪金寶(サモハン)が助演男優&女優賞を担当しました。
「父後七日」で助演男優賞を獲得した呉朋奉(ウー・パンフォン)は、うれしそうに最後「台湾映画がんばれ!」と叫んでいました。助演女優賞は「第四張畫(4枚目の似顔絵)」の郝蕾(ハオ・レイ)ですが、不在の為共演した納豆が代理でトロフィーを受け取りました。

1124samohanその後、譚詠麟(アラン・タム)とELVAによる歴代映画の主題歌メドレー。これは、毎年どんな歌手が歌うのかが楽しみでしたが、男女2人というのは、近年珍しいのではないでしょうか。
続いては、そのELVAが藍正龍(ラン・ジェンロン)と共に音楽賞と主題歌賞を「春風沉醉的夜晚(スプリングフィーバー)」と「第36個故事(台北カフェストーリー)」に授与、プレスルームには代理でトロフィーを受け取った女優の譚卓(タン・ジュオ)、「第36個故事(台北カフェストーリー)」の雷光夏(サマー・レイ)は、相変わらず地味でした。(^o^)
カンフーのパフォーマンスの後はアクション賞と視覚効果賞、プレゼンターは狄龍(ティロン)と惠英紅(クララ・ ワイ)。受賞したのは「葉問2」の洪金寶(サモ・ハン)です。プレスルームでは記者達のリクエストに応えて、カンフーの型を見せてくれて大喝采でした。

1124dance短編映画賞とドキュメンタリー賞は、「茱麗葉(Juliet)」の陳玉勲(チェン・ユーシュン)監督と康康(カンカン)が発表。ドキュメンタリー賞を受賞した「街舞狂潮」は、ストリートダンスの映画だけあって、ステージに上がるやいなや見事なパフォーマンスを見せてくれ、プレスルームでのフォトセッションでもものすごいポーズを次々披露してくれました。
そして、恒例の今年亡くなった映画人を偲ぶコーナーでは、「當愛來的時候(愛が訪れる時)」の張作驥(チャン・ツォーチ)監督が紹介して、実力派シンガー彭佳慧(ジュリア・パン)が英語曲で追悼。
続くオリジナル脚本賞と脚色賞のプレゼンターは、譚詠麟(アラン・タム)と審査員の一人でもある葉童(イップ・トン)が、大陸の「透析」と台湾の「父後七日」に渡しました。

1124hou次に登場したプレゼンターは、曾志偉(エリック・ツァン)と曾寶儀(ツァン・ボゥイー)父娘。ここで司会者の小Sと曾寶儀(ツァン・ボゥイー)が仲直りのハグという演出。この二人、彼氏を奪った奪われたで巷を賑わせたことがあるためでしょうが、う〜ん、ここでこういうゴシップ紙的演出はどうでしょうか・・・。
曾父娘が担当したのは、撮影賞と新人監督賞。この新人監督賞には息子であり弟の曾國祥(デレク・ツァン)がノミネートされているので、結果によっては良い絵作りになります。受賞者を読み上げる前に手を取り合って騒ぐというパフォーマンスで“え?”という感じでしたが、これはブラフ、受賞したのは「台北星期天(ピノイサンデー)」の何蔚庭(ホー・ウィディン)でした。

1124monhon続いて、年度台灣優秀映画人には「艋舺(モンガに散る)」で李烈(リー・リエ)、年度台灣優秀映画は「第四張畫(4枚目の似顔絵)」が選ばれ、“よっしゃ!”思わず口から出てしまいました。
この後、李安(アン・リー)監督と張艾嘉(シルビア・ チャン)プレゼンターによる徐立功(シュー・リーコン)の終身成就獎、孫越(スン・ユエ)の特別貢獻獎を全員スタンディングオベーションで祝福。このため、順次ブレスルームに現れる受賞者も一時ストップです。
そして監督賞の発表は馮小剛(フォン・シャオガン)監督と林志玲(リン・チーリン)、大好きな「第四張畫(4枚目の似顔絵)」の鍾孟宏(チョン・モンホン)が獲得。“やったぁ!”とカメラマン席で人目も気にせずガッツポーズした私。(^o^) めちゃめちゃ嬉しいです。当の監督はとってもクールで、受賞コメントでライバルの張作驥(チャン・ツォーチ)監督に「感謝しています。次はあなたですよ。」と、ほのめかせていました。

1124easan1最優秀主演女優は昨年の影帝二人、張家輝(ニック・チョン)と黄渤(ホァン・ボー)が「玩酷青春」の呂麗萍(ルー・リーピン)にトロフィーを渡し、涙涙の受賞でした。
さぁ、いよいよ最優秀主演男優賞です。一人一人今の気持ちを聞かれ、阮經天(イーサン・ルアン)の時には司会者が二手に分かれて恋人許瑋甯(ティファニー・シュー)にもマイクを向けます。
梁家輝(レオン・カーファイ)と李冰冰(リー・ビンビン)が発表し、大陸の強敵俳優を押しのけて受賞したイーサンは、“信じられない”という面持ちで壇上へ上がり、その手には「艋舺(モンガに散る)」で苦楽を共にした趙又廷(マーク・チャオ)の等身大のCMボードを持っています。このCMのマークの声色で笑わせた後に、喜びのスピーチ。
この後プレスルームでは、芸能人として売れない頃、経済的にサポートしてくれたおじいちゃんのことを話し出すと涙が止まらず、一斉にフラッシュが炊かれました。

1123zhanそしていよいよ最後、作品賞の発表です。ノミネート作品を最近は若手俳優たちが紹介するのですが、今年は安以軒(アンアン)、李康宜(リー・カンイー)、納豆、陳妍希(ミシェル・チェン)らが起用されました。
プレゼンターは侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督、戴立忍(ダイ・リーレン)監督、そして成龍(ジャッキー・チェン)です。ジャッキーが発表したのは、大方の予想通り「當愛來的時候(愛が訪れる時)」。抱き合って喜ぶスタッフとキャスト、プレスルームには張作驥(チャン・ツォーチ)監督ひとりが来て、じっくりとスピーチしていました。

1124easan3さぁ、これからが忙しい。
桃園空港近くのホテルで行われる金馬奨主催の慶功宴(祝賀パーティ)の後、映画会社などの個別パーティを取材に行くのです。事前に主なところへ問い合わせをしておいたものの、この結果では何を置いても阮經天(イーサン・ルアン)を追いかけなくては・・・。移動する車の中でイーサンのマネージャーに電話して場所を聞き、まずは金馬奨主催のパーティ会場へ。しかし、私たちが着いて聞いた時にはイーサンはもうすでにここを出たということで、あわてて車で台北へ戻ります。
イーサンの個別パーティ会場は、なんと、台北で借りている私のマンションのすぐ近くの火鍋屋。すでに多くのマスコミでごった返していて、囲み取材も始まっていました。うれしそうなイーサンは、マネージャーの制止も気にせず、聞かれたら喜んで答えるのでなかなか終わりません。
取材タイムも終わって私たちも火鍋屋を後にしましたが、この後鈕承澤(ニウ・チェンザー)監督が来たのかどうか、残念ながら確認できず、翌日のどの新聞にも書いていませんでした。

ということで、昼に台北を出発してから14時間、例年のことですが長い長い取材の一日が終わったのです。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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