「賽德克.巴萊」総統府で台湾プレミア!
午後5時半からメディアの受付開始ということでしたが、私が到着した5時20分頃には、すでに沢山のムービーカメラが並んでいました。まずは受付、プレスパスを渡されるだけでなく、機材に着けるタグももらいます。そして取材エリアへの入り口は、空港の保安検査場と同様、荷物を全部開けて係員が確認、人は何も持たずに金属探知機ゲートをくぐるという徹底したセキュリティ。
広場だけに、一般の人々もレッドカーペットの一部やステージを遠くから見られるようになっているので、見渡せば、どこもかしこも警察官と警備員で固められていました。
そうして自動車教習所のクランク状に敷かれたレッドカーペットの初めの方ににフォトコール用のパネルが設置されていたので、そこで場所取りです。何とか左端の前列を確保して、ここで待つこと30分、午後6時過ぎにレッドカーペットのウォーキングが始まりました。
まずは新聞局の楊永明局長、民族衣装を来た原住民の皆さん、黃立成(ホアン・リーチャン)、林智文(スティーブン・リン)、続いて張孝全(ジョセフ・チャン)、郭書瑤(グオ・シューヤオ)、曾昱嘉(ゾン・ユージア)と続きます。
魏德聖(ウェイ・ダーシェン)監督の前作にして国民的映画「海角7号 君思う国境の南」の馬念先(マー・ニエンシェン)、應蔚民(イン・ウェイミン)、麥子(マイズ)、李佩甄(リー・ペイジェン)、張沁妍(アン・チャン)が登場した時は、大大役の麥子(マイズ)が大きくなってドレスアップした姿にびっくりしました。
続いて「帶一片風景走」の澎恰恰(ポン・チャアチャア)監督と許效舜(シュー・シャオシュン)。
「命運化妝師」チームは連奕琦(リエン・イーチー)監督と謝欣穎(シェ・シンイン)、吳中天(ウー・ジョンティエン)の3人。連奕琦(リエン・イーチー)監督は、「海角7号 君思う国境の南」では助監督を務めました。
続いて李烈(リー・リエ)プロデューサー率いる「翻滾吧!阿信」の面々は、プロデューサー黃江豐(ホアン・ジャンフォン)、林育賢(リン・ユーシェン)監督、彭于晏(エディ・ポン)、林辰唏(リン・チェンシー)、柯宇綸(クー・ユールン)。
この秋公開の期待作「星空」林書宇(リン・シューユー)監督は主役の林暉閔くんを連れて。その後は台湾映画界のベテラン監督の王童(ワン・トン)、鴻鴻(ホンホン)、陳以文(チェン・イーウェン)と映画評論家の小野(シャオイエ)、人気原住民アーチストの舒米恩(スミン)、出資&配給会社である中環の翁明顯社長夫妻と続きます。
プロデューサー吳宇森(ジョン・ウー)はいつもながらの笑顔で奥様をエスコート、「聴説」の鄭芬芬(チェン・フェンフェン)監督は「熊熊愛上你」のプロデューサーで俳優の陳希聖(チェン・シーシェン)と。
続いて「賽德克.巴萊」の出演者たちです。徐若瑄(ビビアン・スー)、羅美玲(ルオ・メイリン)、鄭志偉(チェン・ジーウェイ)、馬志翔(マー・ジーシャン)は、溫嵐(ランディ)と田中千繪と共に。
トリはもちろん大歓声に迎えられて魏德聖(ウェイ・ダーシェン)監督と黃志明(ホアン・ジーミン)プロデューサーです。
こうしてウォーキングが終わると、私たちカメラマンと記者はレッドカーペットの終点、ステージの正面に移動しました。
舞台下のゲスト席の最前列には馬英九(マー・インジウ)總統と民進党の蔡英文(ツァイ・インウェン)主席、郝龍斌(ハオ・ロンピン)台北市長が並び、テレビや新聞のニュースを賑わせました。
そして30名の原住民によるパフォーマンスで始まったセレモニーでは、一年間にわたりブログに撮影日誌を掲載してきたスタッフ2名がこれまでのトピックを紹介、全キャストとスタッフ、出資&配給会社である中環の翁明顯社長が舞台に登場してご挨拶をしました。
「賽德克.巴萊」の制作費は7億元。メイン出資者の中環のほか監督も私財をつぎ込みましたが、監督が「天使」と呼ぶ資金援助をしてくれた蔡岳勳(ツァイ・ユエシェン)監督、徐若瑄(ビビアン・スー)、周杰倫(ジェイ・チョウ)、言承旭(ジェリー・イェン)ほか全員の名前が映画のエンドロールで紹介されるそうです。
「賽德克.巴萊」は9月9日より前編、9月30日から後編が史上初、全台湾の映画館99%で公開スタートします。
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