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2011/11/13

金馬影展「昨日的記憶」プレミアin 台北

1113kinou2台湾で開催中の映画祭「金馬影展」では、世界各国の新作・話題作がたくさん上映されており、人気作品はチケット売り出しと同時にソールドアウトとなる盛況ぶりです。
前回はオープニング作品《10+10》のプレミアの模様をお伝えしましたが、11月12日には気鋭の4人の監督が認知症をテーマにしたオムニバス映画「昨日的記憶」のプレミアが行われました。
この4人の監督は、昨年台北電影節で100万元対象を獲得し、東京国際映画祭でも上映された「風に吹かれて−キャメラマン李屏賓の肖像(乘著光影旅行)」の姜秀瓊(チャン・ショーチョン)監督、同じく東京国際映画祭で上映された「ジュリエット(茱麗葉)」の沈可尚(シェン・カーシャン)監督、台湾でも数々の賞を受賞して、2009年にNHKアジア・フィルム・フェスティバルで上映された「ピノイ・サンデー(台北星期天)」の何蔚庭(ホー・ウェイティン)監督、そして2008年のアジアフォーカス福岡国際映画祭で上映された「流浪神狗人(神も人も犬も)」の陳芯宜(チェン・シンイー)監督です。

1113kinou3プレミアにはこの4人の監督のほか、それぞれの作品に出演している隋棠(ソニア・スイ)李烈(リー・リエ)郭采潔(アンバー・クォ)馬之秦(マー・ズーチン)譚艾珍(タン・アイチン)顧寶明(クー・バオミン)郭尚潔(グォ・シャンジエ)も登場して、フォトセッションと合同インタビューが行われました。
隋棠(ソニア・スイ)は、「このシリアスなテーマの映画に参加できて、素晴らしい経験になりました。」と語り、姜秀瓊(チャン・ショーチョン)監督は「彼女はとても謙虚で自然、良い女優です。」と言っていました。

1113kinou4私はマスコミ試写で見ていたのですが、素晴らしい作品でした。
特に姜秀瓊(チャン・ショーチョン)監督の「迷路」(迷子という意味です)は、認知症の老人は一切姿を現しません。その孫を演じる張震(チャン・チェン)が迷子になった祖父を捜しているときに、偶然子供を連れたかつての恋人隋棠(ソニア・スイ)に会い、その会話や様子から、“介護の側”の家族の実態と様々な思いを描くという手法でこのテーマを浮かび上がらせています。その手腕、凄いです。そして、“なんだ?このすごい映像は!”と思ったら、エンドクレジットで出てきたカメラマンの名前が「中島長雄」。そう昨年台北電影節でグランプリ、金馬奨で監督賞、アジアパシフィック映画祭で撮影賞を獲得し、東京国際映画祭でも上映された「4枚目の似顔絵(第四張畫)」の監督である鍾孟宏(チョン・モンホン)なのです。さすがです!

1113kinou1このほか李烈(リー・リエ)と郭采潔(アンバー・クォ)が祖母の世話をする母娘を演じる沈可尚(シェン・カーシャン)監督の「通電」、深い夫婦愛を描いた何蔚庭(ホー・ウェイティン)監督の「我愛恰恰」、斬新な驚きで見せる陳芯宜(チェン・シンイー)監督の「阿霞的掛鐘」など、見応えのあるオムニバスです。
「昨日的記憶」は来年3月に台湾で一般公開となりますが、日本でもぜひ上映して欲しい作品のひとつです。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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