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2011/12/10

陳柏霖(チェン・ボーリン)インタビュー2011@台北

1210bolin1いま台湾で大ヒット中のドラマ「我可能不會愛你」に主演している陳柏霖(チェン・ボーリン)に、台北でインタビューしました。このドラマ、台湾では明日12月11日に最終回を迎えるのですが、どんな展開でどのような結末を迎えるのか、楽しみです。
林依晨(アリエル・リン)演じるヒロインを15年間思い続ける李大仁というキャラクターは、いつでもヒロインを優しく見守り、困った時は助け、落ち込んだ時には励まし、自分の思いを秘めたまま“良い友達”関係を維持しているのです。
今やこの李大仁は“理想の彼氏”としてすでに一人歩きし、普段アイドルドラマを見ない人たちまで、このキャラクターについては知っているという現象が起きています。

1210bolin2映画「藍色夏恋」でデビュー以来、香港、日本、大陸と各地でも俳優活動を続けてきた陳柏霖(チェン・ボーリン)にとって、地元台湾でのドラマ出演はなんと9年ぶり。もともと映画メインの俳優なので、テレビに出ていないと認知度がガクッと落ちる台湾の皆さんにとって、海外での活動が多い時期の陳柏霖(チェン・ボーリン)が注目外の人だったのは事実です。
それが今回のドラマで、熱しやすい台湾の観衆の心をグッとつかみ大ヒット、再ブレイクした訳です。10年、しかもアジア広域で色々な監督やスタッフ、俳優との仕事での経験で蓄えた演技力が、アイドルドラマの中で群を抜いているのは当然です。そして、瞿友寧(チュー・ヨウニン)監督に『こんな難しい脚本は初めてだ』と言わしめた「我可能不會愛你」は、“良い脚本”を選択の重要ポイントとしている陳柏霖(チェン・ボーリン)にとっても“やるべき仕事”としての出会いだったのでしょう。

1210bolin3今回のインタビューは、陳柏霖(チェン・ボーリン)が投資をしているヘアサロンのVIPルームで行ったのですが、この日は一日中取材を受けていて、「アジアンパラダイス」が8つめだとか。ちょっとお疲れ気味でしたが、そこはさすがプロ、そして気立ての良い彼ですから、にこやかにインタビューはスタートしました。
実は、金馬奨で宮崎あおいをエスコートした時に陳柏霖(チェン・ボーリン)の日本語力に興味を持ったという台湾の大手メディアTVBSが、日本の媒体の取材を受けている様子を取材したいという申し入れがあったので、最初に日本語だけのムービーメッセージを撮るなどの段取りで協力しました。
たぶん、挨拶から始まって段取りの説明はもちろん、テーブルに置いてある「我可能不會愛你」のドラマ本とサインペンを見るなり、「あ、サインね。」とサラサラ。
「名前はいいの?」「サインだけでいいです。」
普通の日本語で書いたメッセージ用の文章も難なく理解して喋るなど、全て日本語でやりとりしたので、TVBSも驚いていたのではないかと思います。

1210bolin4さて、インタビューの内容は、というと、デビューから10年を迎えるにあたり、俳優陳柏霖(チェン・ボーリン)の軌跡をたどることをテーマにしました。
私はデビュー作「藍色夏恋」が東京国際映画祭で上映された時からほぼ毎年のように
インタビューしてきましたが、陳柏霖(チェン・ボーリン)は俳優としてある種の天才的な資質を持った人だと思っていました。例えば、名優の中には恵まれない家庭環境や不遇の時代を経験した“負の要素”を原動力にして大成した人も少なくないのですが、彼は私の知る限り良い家庭環境ですくすく育った感があり、人なつっこく、屈折したところはありません。もちろん、人知れず色々な苦労や試練もあったでしょう。しかし、いつも礼儀正しいフレンドリーな好青年は、前向きのプラス志向の奥に、自分を見つめる確かな目や、実に深い思考を持っているのです。それは様々な体験、人との出会いから吸収したものが昇華され、結びついて演技力の素粒子となっているのではないか、と思います。

1210bolin5それにしても、ここ数年での成長ぶりには驚かされました。インタビューの中にそれを裏付ける様々なキーワードがあります。
例えば、ターニングポイントとなった作品は?と聞くと、昨年東京国際映画祭でも上映された「ブッダマウンテン(原題:観音山)」だと答えました。プロデューサーや監督の情熱、これまでにない役柄、それがどう自分の内面に作用したのか、1月2日よりPodcastで配信しますので、ぜひお聞き下さい。
そして、独立して自分の会社を立ち上げ、マネジメントはもちろん、ドラマや映画の製作も行っていきたいという陳柏霖(チェン・ボーリン)のこれからに期待しましょう!

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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