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2012/06/09

鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の新作は、張孝全(ジョセフ・チャン)と王羽(ジミー・ウォング)のサスペンスホラー!

0609shihun1「第四張畫(四枚目の似顔絵)」で金馬奨の監督賞を受賞した鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の新作は、張孝全(ジョセフ・チャン)と王羽(ジミー・ウォング)によるサスペンスホラー「失魂」です。
今回は葉如芬(イエ・ルーフェン)をプロデューサーに迎え、商業性と芸術性のバランスをとり、自身の世界観と強烈な映像美学、独特のブラックユーモアで不思議な社会的事件が描かれます。そして、そこに貫かれるのは鮮明な“父親”という存在、張孝全(ジョセフ・チャン)と王羽(ジミー・ウォング)が表現する父子の情です。

0609shihun217年ぶりの台湾映画出演となる王羽(ジミー・ウォング)は、張孝全(ジョセフ・チャン)の父親役で、カンフーの達人が初めてサスペンスホラーに挑戦することになりました。お嬢さんから「こういう演技はできるの?」と聞かれたそうですが、鍾孟宏(チョン・モンホン)監督から三顧の礼でオファーされ、その誠意に感動しただけではなく、緻密な脚本に心惹かれノーギャラでもこの作品に出たいと引き受けたそうです。

一方張孝全(ジョセフ・チャン)は話題の夏休み映画「女朋友。男朋友」で明朗闊達なイケメン主人公から一変、寡黙で朴訥ながらゾッとさせるような初の殺人容疑者役にトライ。念願かなってのサスペンスホラーだということです。王羽(ジミー・ウォング)との共演でどんな火花を散らすのか、期待されます。

また、妻を探しに来た温厚な男、という役柄でゲスト出演することになった戴立忍(ダイ・リーレン)は、「今回ようやく鍾孟宏(チョン・モンホン)監督の作品で変態の役じゃなくなった。」と笑って語ったそうです。
確かに、「停車」は凶暴なヤクザ、「第四張畫(四枚目の似顔絵)」では義理の息子を殺素冷酷無比な男、20人の監督による短編映画集「10+10」でも鍾孟宏(チョン・モンホン)監督は「停車」と同じような役にしていましたね。

0609shihun3【ストーリー】
王羽(ジミー・ウォング)が演じる妻を亡くし、子どもたちも独立してそれぞれ生活をしているという老人は、ひとり山奥に住んでいました。
息子は日本料理店の板前をしていましたが、仕事中突然昏倒し病院に急送。検査しても原因がわからず、とりあえず山奥の実家で静養することになります。実家は老いた父親がひとり暮らしていて、長年人と会うこともありませんでした。帰ってきた息子は父親の存在も目に入らないようで、何も食べず何も飲まず、もちろん話すこともなく感情をなくした機械のよう。
ある日父親が帰ってくると、血まみれの女の子の死体のそばで息子が表情もなく座っていました。「おまえは誰なんだ?私の息子なのか?」と叫ぶ父親。息子は冷静に答えます。「僕はこの体が空っぽだから入り込んだ。」と…。息子の異常な心神喪失状態に、父親は家族に疑いがかかってはいけないと死体を隠しますが、謎と恐怖は転がる雪玉のように次第に大きくふくれあがるのでした。

「失魂」は、2013年に台湾で公開予定です。

※以上、公式リリースをもとに書きました。

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