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2013/01/10

台湾映画『KANO』に永瀬正敏、大沢たかお二大スターが出演!

0109kano1魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデュース、馬志翔(マー・ジーシャン)監督の最新映画「KANO」の日本人キャストが、ついに情報解禁になりました。
戦前、台湾の嘉義農林高校を甲子園進出に導いた日本人監督役に永瀬正敏、その妻を演じるのは坂井真紀、そして台湾にダムを造った八田興一役で特別出演する大沢たかおという豪華キャストです。

『KANO』は、『海角七号〜君想う国境の南』や今年春に日本公開予定の『賽德克、巴萊(セデック・バレ)』の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督が、これに続いて日本と台湾を描いた三作目の映画で、1931年、日本統治時代に台湾の嘉義農林高校が甲子園に出場し、準優勝した実話を映画化したものです。
今回メガホンをとるのは、『賽德克、巴萊(セデック・バレ)』で原住民の頭目役を演じた俳優の馬志翔(マー・ジーシャン)、魏徳聖は前二作と同じ黃志明(ジミー・ホアン)とともにプロデューサーをつとめます。

0109kano2主役の近藤兵太郎監督を演じるのは、今年デビュー30年を迎える永瀬正敏。彼と25年あまりの親交がある林海象監督の薦めもあり、今回の出演を決めたそうです。林海象監督の日本・台湾合作『海ほうずき』にスタッフとして参加していたのが、今回のプロデューサー魏徳聖、ご縁ですね。
永瀬正敏は、「僕にとっても、古くからの"友人"たち、新しく出会った"友人"たちとの絆は今後も消えることはないでしょう。そういう思いを持って、この作品に参加させていただく決心をしました。」と語っています。

0109kano3台湾でも『JIN−仁−』が放送されて人気の大沢たかおは、忙しいスケジュールの合間を縫って"嘉南大圳の父""烏山頭ダムの父"と呼ばれる八田與一を演じました。多くの時間をこの台湾の土地に捧げ貢献した八田與一は、今でも台湾にとって重要な日本人の一人。
岩井俊二監督の『花とアリス』で大沢たかおを知った馬志翔監督は、「八田役は彼以外は考えられなかった」と語っています。
今回のオファーにより初めて八田與一という人物を知った大沢たかおは、撮影前に嘉南大圳を訪れ、八田與一がいかに台湾で大きな功績を残し、そして日本との架け橋となったかということを知り、「自分もこの作品と役を通じて、台湾と日本の架け橋のなれたら…」と言います。

0109kano4そして近藤兵太郎の妻役には、テレビドラマ、映画、舞台で活躍する実力派女優坂井真紀がキャスティングされました。
しっとりとした気品に惹かれたことがポイントだと馬志翔監督は言います。
劇中では2人の愛娘を育てながら夫を支える良妻賢母を演じる坂井真紀も、このような古風な女性の生き方に惹かれたことと、この作品のテーマに共鳴したと語りました。デビュー作『ユーリ』以来の共演となる永瀬正敏との息もぴったりです。

0109kano5また、長年ロンドンを拠点に俳優活動をして『ラストサムライ』にも出演している伊川東吾は、仏映画『ル・エリソン』を見て惚れ込んだ馬志翔監督が、近藤監督の師にあたる佐藤監督役をオファーしたところ、まさかの快諾を得て実現しました。ご自身も高校時代に野球をやっていて甲子園を目指していただけに、映画という形で甲子園に関われて非常に喜んでいるそうです。
出番は少ないながらも映画の中ではキーとなる役だ。ユーモアあふれる伊川東吾は、撮影現場では父親のように馬監督を励ましていました。

この他、嘉義ナインを演じるのは、全て5年以上の野球経験がある素人。クランクイン二ヶ月以上前から演技訓練を始めており、この指導に当たっているのは、『海角七号〜君想う国境の南』の日本人教師のナレーションをつとめた蔭山征彦。今回は制作サイドでの活躍です。
そして、台湾の予選大会の実況アナウンサー役を、文化放送のライオンズナイターの実況でお馴染み、斉藤一美がつとめます。

0109kano6【イントロダクション】
これは、ひたむきに夢に向かって邁進する野球少年たちの熱い魂の物語!
8年前、『賽德克、巴萊(セデック・バレ)』制作に関わる膨大な資料の中からこの嘉義農林高校の快挙を知り感動した魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)は「目を見はった。台湾の野球史にこんな一ページがあったとは!」と、すぐに脚本を書くことを決め、資料収集なども含めて6年の歳月をかけて完成させた。
もともと自分で監督するつもりでいたが、『賽德克、巴萊(セデック・バレ)』のプロモーション中に脚本を読んだ馬志翔(マー・ジーシャン)が興奮して「このストーリーに感動しました!僕は中学の時に野球をやっていました。」と言い、彼に監督を任せ、自身は黃志明と共にプロデュースにまわることに決めた。

0109kano7【ストーリー】
1929年に誕生した日本人、台湾人、原住民による嘉義農林野球部が新任監督の近藤兵太郎を迎え、スパルタ式訓練で「甲子園進出」を目指すことになった。のんびりしたチームだった嘉農野球部は、近藤の鬼のような特訓を1年間受けると、連敗続きの野球部員も勝利への強い意志が沸き、甲子園出場の夢を抱く。
そしてついに1931年、台湾予選大会で連勝を続け、日本人のみの常勝チームであった台北商業を打ち負かして、濁水渓から南部の学校で初めて台湾代表大会での優勝。嘉農野球部は台湾の代表チームとして、日本への遠征へと赴く。
夏の甲子園で戦った嘉義農林チームの、1球たりとも諦めない感動的なプレイが5万5千人の大観衆の心を掴む。嘉義農林は台湾野球の歴史に大きな功績を残した。球児たちの恐れを知らず勇敢に自分に挑戦する姿は、ある意味真の勝利なのかもしれない。決勝戦で敗れた嘉義農林チームに、観客席から熱い声援「戦場の英雄…天下の嘉農…」が送られる。

『KANO』は2013年3月クランクアップ予定、ご期待下さい!

『KANO』公式Facebook日本版

※参照記事 
魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデュース映画「KANO」クランクイン!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2012/11/kano-80fd.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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コメント

我想一定看!!

投稿: laosong | 2013/01/15 10:56

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