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2013/01/30

台湾映画「KANO」撮影風景を初めてメディアに公開!

0130kano1今年GWに日本公開される『セデック・バレ』の魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)監督のプロデュースによる台湾映画「KANO」は、現在台湾南部で撮影が進められていますが、1月29日に初めて撮影風景がメディアに公開されました。
これは、1931年、日本統治時代に台湾の嘉義農林高校が甲子園に出場し、準優勝した実話を映画化したもので、『セデック・バレ』で原住民の頭目役を演じた俳優の馬志翔(マー・ジーシャン)が劇場映画初監督をつとめています。

0130kano2『セデック・バレ』で描かれた霧社事件の翌年、台湾人と日本人、そして原住民で構成された嘉義農林高校野球チームが夏の甲子園大会に出場し、なんと決勝戦まで勝ち上がりました。惜しくも名門の中京商業に敗れましたが、日本人、台湾人、原住民の3民族結束しての戦いぶりは見る者に感動を与えました。このひたむきに夢に向かって邁進する野球少年たちの熱い魂の物語の中で、今回メディアに公開された撮影シーンは、近藤兵太郎監督率いる嘉義農林野球部が全島優勝を勝ち取り、嘉義市で凱旋パレードが行われ、群衆から大歓迎されるシーンです。
1931年の嘉義市の盛況ぶりを再現するために街のセットに5000万元(約1億5千万円)を投じ、今日の撮影現場ではおよそ100名のスタッフに加えて嘉義市民を演じる300人近くのエキストラが参加しました。スタッフの掛け声のもと、群衆たちはKANOの旗を振りかざし、当時の大声援と大盛況ぶりが再現されました。

0109kano2本作の主役、嘉義農林野球部魂と言われる近藤兵太郎監督を演じているのは、永瀬正敏。デビュー映画『ションベン・ライダー』から今年で30周年を迎えます。1991年、山田洋次監督の『息子』では、日本アカデミー賞・ブルーリボン賞・キネマ旬報・日刊スポーツ映画大賞で助演男優賞を総ナメ。同監督の『隠し剣 鬼の爪』(2004年)、『毎日かあさん』(2011年)ほか映画を中心に活動して、ジム・ジャームッシュ監督の『ミステリー・トレイン』(1990年)や『アジアン・ビート』シリーズ(1991年)では台湾の余為彦(ユー・ウェイエン)、香港のクララ・ロウ監督をはじめ、タイ、シンガポール、マレーシアの監督とも仕事をしており、早くから国際的に活躍しています。
今回は二度目の台湾映画出演となりますが、楊徳昌(エドワード・ヤン)プロデュースの『シャドー・オブ・ノクターン - アジアン・ビート 台湾篇』の頃はちょうど台湾映画が徐々に国際的に注目を浴びており、永瀬正敏は当時の勢いが受け継がれていると感じていると言います。そして、今回の『 KANO 』の大規模なセットに驚きを隠せず、今の日本映画にもなかなか無いことだと感心していました。

近藤監督はスパルタ式で嘉義農林の選手達を鍛え、1931年にを夢の甲子園へ導きましたが、その後さらに3度も嘉農チームに甲子園の土を踏ませました。この役を演じるにあたり、永瀬正敏は近藤監督の教え子から近藤監督の人となりや性格、実践していた訓練方法などを聞いて役作りの参考にしています。近藤監督は「愛とムチ」の教育だったと信じている、と笑って言い、さらに「近藤監督と選手達の民族を越えたこの熱い物語を、映画を通してより多くの人々に知ってもらいたい。そして当時の民族共和を感じ取って欲しい」と語りました。

☆永瀬正敏は、1月19日に10年ぶりのドラマ出演となる「黒澤明ドラマスペシャル『野良犬』」がテレビ朝日系で放送され、「KANO」の撮影の合間に青森県津軽伝承工芸館で写真展「Masatoshi Nagase Photograph works Memories of A spin off + Archive photo exhibition in AOMORI」を開催、秋に津軽伝承工芸館で写真展を再開催するそうです。
また、3/30に「Memories of A~Aの記憶」写真集が発売、それに合わせて青森県青森市内のギャラリーNOVITAにて、3/30~4/27まで写真展を開催ということです。
(オフィシャルFacebookより)

0130kano3【ストーリー】
 1929年に誕生した日本人、台湾人、原住民による嘉義農林野球部が新任監督の近藤兵太郎を迎え、スパルタ式訓練で「甲子園進出」を目指すことになった。のんびりしたチームだった嘉農野球部は、近藤の鬼のような特訓を1年間受けると、連敗続きの野球部員も勝利への強い意志が沸き、甲子園出場の夢を抱く。
そしてついに1931年、台湾予選大会で連勝を続け、日本人のみの常勝チームであった台北商業を打ち負かして、濁水渓から南部の学校で初めて台湾代表大会での優勝。嘉農野球部は台湾の代表チームとして、日本への遠征へと赴く。
夏の甲子園で戦った嘉義農林チームの、1球たりとも諦めない感動的なプレイが5万5千人の大観衆の心を掴む。嘉義農林は台湾野球の歴史に大きな功績を残した。球児たちの恐れを知らず勇敢に自分に挑戦する姿は、ある意味真の勝利なのかもしれない。決勝戦で敗れた嘉義農林チームに、観客席から熱い声援「戦場の英雄…天下の嘉農…」が送られる。


【スタッフ】
プロデューサー・脚本
魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)
1968年8月16日生まれ。台湾の巨匠、故・エドワード・ヤン監督の『カップルズ』(96)の助監督を務める。短編『七月天(原題)』(99)では台湾映画界に衝撃を与え、エドワード・ヤン監督の後継と称される。02年、チェン・クーフー(陳國富)監督作『ダブル・ビジョン』の企画を担当。
2008年に監督デビューした『海角七号〜君想う国境の南』は台湾映画史上記録的な興行収入を上げ、社会現象も巻き起こし、国産映画隆盛の火付け役となる。「第45回台湾金馬奨」で最優秀助演男優、最優秀音樂、最優秀主題歌、年度台灣傑出映画、年度台灣傑出映画人、観客賞の6部門を獲得。
2011年に霧社事件を題材とする『賽鄹克・巴莢(セデック・バレ)』を制作、第四十八屆金馬獎で作品賞に輝き、観客賞、徐詣帆(Bokeh Kosang)の最優秀助演男優賞、最優秀音響効果賞、最優秀オリジナル音楽賞の最多受賞。2013年春に日本公開となる。

プロデューサー
黃志明(ジミー・ホアン)
1962年生まれ。蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督『河』(98)『シルク』(06)『言えない秘密』(07)「海角七号〜君想う国境の南」(08)『賽鄹克・巴莢(セデック・バレ)』(11)『LOVE』(12)

監督
馬志翔(マー・ジーシャン)
1978年生まれ。2000年にテレビドラマで俳優デビュー、2001年『鹹豆漿』でスクリーンデビュー、『20 30 40』(04)『ORZboyz』(08)『賽鄹克・巴莢(セデック・バレ)』(11)『甜‧秘密』(12)などに出演。
2007年からテレビドラマ6作の監督・脚本を手掛け、2007年『十歲笛娜的願望』2008年『生命關懷系列-說好不准哭』で立て続けに電視金鐘獎の脚本賞を受賞。『KANO』は劇場用映画の初監督作品。

【キャスト】
永瀬正敏:近藤兵太郎 役
     嘉義農林高校野球部監督、弱小チームをスパルタ特訓して悲願の甲子園出場を果たし、準優勝へ導く。

大沢たかお:八田與一 役
      巨大ダム(烏山頭ダム)の建設を進め台湾一の穀倉地帯に変え、農業水利事業に大きな貢献を果たした。
 
坂井真紀:近藤兵太郎の妻 役
     
伊川東吾:佐藤監督
     近藤兵太郎の恩師

2012年11月7日クランクイン、台中、嘉義、台南、高雄で撮影、2013年3月末にクランクアップ予定。
2014年の旧正月映画として公開予定。

制作:果子電影(台湾)
(C)果子電影

『KANO』公式Facebook日本版
https://www.facebook.com/Kano.japan

※これまでの『KANO』に関する記事

台湾映画『KANO』に永瀬正敏、大沢たかお二大スターが出演!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/01/kano-19a8.html

魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデュース映画「KANO」クランクイン!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2012/11/kano-80fd.html

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