« 台湾映画「KANO」撮影風景を初めてメディアに公開! | トップページ | 第 8 回大阪アジアン映画祭、作品ラインナップ発表! »

2013/01/31

「王になった男」イ・ビョンホン来日会見

0131byonhon12月16日から公開の「王になった男」のプロモーションで、主役のイ・ビョンホンが来日し、29日にペニンシュラ東京で記者会見が行われました。
2011年12月以来約1年ぶりの来日ということですが、到着時には羽田空港にファン350人が出迎えたと主催者発表がありました。相変わらずの人気ですが、メディアの注目度も高く、当然席は足りずに両脇や後ろも立錐の余地はなし。会見場は窒息しそうなくらいの報道陣で溢れかえりました。

0131byonhon2舞台下の下手側には、イ・ビョンホンが映画で着た鮮やかな赤い王の衣裳が飾られ、厳かな雰囲気です。
そして、グレーのチェックのスーツで登場したイ・ビョンホン、若い!
私にとっては「アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン」以来の取材ですが、あれから4年…全然変わっていないですね。お肌もツルツル。

0121ouさて、この「王になった男」は朝鮮15代目の王・光海の秘密に迫る、史実にフィクションを織り交ぜた重厚な宮廷歴史大作です。イ・ビョンホンは理性を見失った、時の暴君・光海と、王の影武者であり正義感あふれる庶民のハソンという表裏一体の両キャラクターを一人二役で演じました。
その演技はもちろん、宮廷エンタテインメントとしての面白さ、理想の政治的リーダーシップを訴える物語が圧倒的な共感と感動を呼び、昨年9月13日より公開された韓国では、観客動員1,230万人を超え韓国映画史上歴代3位となる大ヒットを記録しました。

0131byonhon3この作品に出演を決めたポイントは、「物語が非常に素晴らしく、楽しい作品だと思った」とのこと。
ヒットの要因を聞かれて「僕が出演してるからだと思います」と笑わせ、「冗談です。実際に、王の日記が15日空白になっていて、それをモチーフに、史実にフィクションを加味したんです。そこにまず関心があったと思う」。
そして、「ハソンは、どん底の生活をしていて王の真似をします。王に対しては、時代や国を問わず、誰もが不満を抱えているもの。世の中に対しての鬱憤をハソンが晴らしていくので、観客にはそこが痛快だったのでは」と、キャラクターの面白さを分析していました。

0131byonhon4これからこの映画を見る観客には「もし自分が王様だったらどうだったのかと考えながら見ていただくと、楽しんでいただけると思う。そして、非常に痛快な気分を味わうことができると思います」ということです。
また、印象的だったのは「俳優として、気を付けていることは?」という質問に対し、「僕はよく、後輩に“分別を持ってはいけない”と言っている。俳優、アーティストというのは奇抜なアイデア、創意工夫が必要だからいくつになっても少年の気持ちを持っていたほうがいい。そのほうが色々ないいアイデアが浮かび、それをまた表現できる」という答えです。
…なるほど。分別を持つ=大人になるというのは、確かに何かをなくしていくことでもありますから。

0131byonhon5それにしても、記者からの質問に次々と的確に、深く、よどみなく答え、時には“それはどうよ”と思わせる会見にふさわしくない質問にも、きちんとまともな方向に持って行って答えるイ・ビョンホンの明晰さに脱帽です。

「俳優という職業は、何かを練習したり勉強をしたりして深みを出せるものではないと思います。何故なら俳優は人生を語り、また自らの体で魅せるからです」

この会見の模様は、2月7日からPodcastで配信します。
どうぞお楽しみに!

映画『王になった男』
2013年2月16日(土)より
新宿バルト9、丸の内ルーブルほか全国ロードショー!
配給:CJ Entertainment Japan
公式サイト:http://becameking.jp/

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

|

« 台湾映画「KANO」撮影風景を初めてメディアに公開! | トップページ | 第 8 回大阪アジアン映画祭、作品ラインナップ発表! »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 台湾映画「KANO」撮影風景を初めてメディアに公開! | トップページ | 第 8 回大阪アジアン映画祭、作品ラインナップ発表! »