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2013/10/21

東京国際映画祭、台湾電影ルネッサンス2013「Together(原題:甜‧祕密)」Q&A

1021together1東京国際映画祭4日め、台湾電影ルネッサンス2013の「Together(原題:甜‧祕密)」が上映され、許肇任(シュー・チャオレン)監督がQ&Aを行いました。
この作品は、昨年の金馬影展のオープニング作品として上映され、今年の台北電影節で黃邵揚(ホアン・シャオヤン)が新人賞、「國際青年導演競賽」部門ででスペシャルメンションを受賞しています。こういった情報を、東京国際映画祭で紹介していないのが残念です。

1021together2この映画は、17歳の高校生ヤンの目にうつる両親や姉、友人それぞれの恋模様から人生の悲喜こもごもを描いています。
監督第一作ながら、鍾鎮濤(ケニーB)、隋棠(ソニア・スイ)、李烈(リー・リエ)、馬志翔(マー・ジーシアン)、李千娜(リー・チェンナ)ほか若手からベテランまで豪華なキャスト。劇中歌は演じた役そのままに隋棠(ソニア・スイ)自身が作詞、舒米恩‧魯碧(スミン)が曲をつけ、鍾鎮濤も歌うという素敵なこだわり(?)がうれしいです。

1021together3この作品、実はアジアフォーカス・福岡国際映画祭にも出品されましたが、監督は体調不良で出席できなかったそうですが、回復して今回の来日が実現したそうです。司会者が登場人物の中の日本人役について振ると、「北村豊晴という僕の親しい友人で、俳優と監督をやっている人です。監督としては2本撮っています」と丁寧に紹介していました。北村さんは、なんと隋棠の婚約者役なのですが、監督は北村さんをこの映画の中での負け組のシンボルとして描いたと言っていました。

1021together4許肇任監督は、42才で初メガホンという遅咲きではありますが、瀨瀨敬久、張作驥(チャン・ツォーチ)、楊德昌(エドワード・ヤン)という名監督たちのもとで助監督をつとめたキャリアがあり、「愛情合約」「我們結婚吧」などアイドルドラマの監督も経験しています。
最初と最後の挨拶の時は起立するというところに、苦労して今日を迎えたのだなぁ、などとちょっと思ったりしました。ムービーカメラに向かって手を振って下さいという指示に「なんだか小津安二郎になったような気分だ」とぽつりとつぶやいていたのを、聞き逃しませんでした。(^o^)

このQ&Aの模様は、後日ポッドキャスで配信予定です。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

0913togethern※「Together(原題:甜‧祕密)」に関するこれまでの記事

台北電影節「國際青年導演競賽」最優秀賞はドイツの「Youth」、台湾の「甜‧祕密」はスペシャルメンション!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/07/youth-4c0f.html

2013台北電影節、国際青年監督コンペにノミネートされたのは陳敏郎と許肇任!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/05/2013-15bc.html

2012金馬影展開幕、台北と宜蘭でオープニングセレモニー!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2012/11/2012-921b.html

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