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2013/10/19

台湾映画「27℃ ― 世界一のパン」林正盛(リン・チェンシェン)監督Q&A

1019lin1東京国際映画祭の「ワールド・フォーカス」で、今年は「台湾電影ルネッサンス2013」と銘打ち、台湾映画が6本上映されます。
今日はその第一弾として「27℃ ― 世界一のパン」が上映され、林正盛(リン・チェンシェン)監督が終映後にQ&Aを行いました。

091327cこの作品は若くしてパン職人の世界で頂点を極めた実在の人物、ウー・バオチュン(呉寳春)の修業と成長の物語です。林正盛監督は『浮草人生』がTIFF96ヤングシネマ・コンペティション東京シルバー賞を受賞し、『月光の下、我思う(原題:月光下、我記得)』でも東京国際映画祭に参加、本作はそれから9年ぶりの長編ということで、台湾公開時もかなり話題になりました。
主演は李國毅(レゴ・リー)、彼が恋する富豪の令嬢に孟耿如(モン・コンルー)、パン作りの仲間に高盟傑(カオ・モンジェ)や黃鐙輝(ホアン・トンフイ)、さらにここのところすっかり俳優業が多くなっている浪速兄弟の邱凱偉(Darren)が出演。

1019lin2林正盛監督ご自身が13年間パン職人をやっていたということで、今回の呉寳春の物語は、台湾の地方の貧しい少年が夢を追い成功した事実にたいへん共感を持ったことが、制作のきっかけだと語っていました。
映画のストーリーはほぼ事実に忠実だそうですが、ヒロインに関してはインターネットで色々なことが流れてしまう昨今、彼女を守る為に特定できないようにしてあるということです。

また、本作では主人公が日本に修行に行くシーンもあり、なんと小林幸子が出演しています。監督のお知り合いに紹介してもらってのキャスティングだそうで、そのプロ精神にたいへん感謝していると言っていました。
しかし、実は監督ご自身は小林幸子のことをあまり知らずに、撮影が終わってカメラマンがサインをもらいに飛んで行った時に初めて日本の大歌手であることを知ったと、恥ずかしそうに語っていました。

1019lin3ここ数年台湾のヒット作は、台湾語を多用したローカリズムあふれるコメディが主流となっていますが、本作は台湾語とローカリズムも盛り込み、国や言葉を超えて共感できる、夢を諦めずに前進する若者の姿を暖かい視線で描いた普遍的な青春映画とも言えるでしょう。

10月22日(火)13:55から二回目の上映があります。チケットについては映画祭サイトをご確認ください。

このQ&Aの模様は、後日Podcastで配信予定です。

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