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2013/10/17

『シンデレラの法則』高以翔(カオ・イーシャン)インタビュー

1017kao1日本版DVDが発売中の台湾ドラマ『シンデレラの法則』のオフィシャルインタビュー第三弾は、高以翔(カオ・イーシャン)です。
リアルF4のモデル、俳優として国際的に活躍する高以翔は、ベストセラー・ ファンタジー小説「シャドウハンター」シリーズを映画化した最新作『The Mortal Instruments: City of Bones』でハリウッドデビューを果たし、中国映画『101回目のプロポーズ~SAY YES~』が10月19日から全国ロードショーとなります。

◆初主演で「シンデレラの法則」に出演したきっかけ、動機は何ですか?

その質問は、僕ではなくプロデューサーと監督に聞いてもらった方がいいかも知れません。
このドラマは、大陸で撮影した2作目のドラマになりますが、脚本、監督、スタッフ、共演者ほかみんな素晴らしいチームの中でズーチーという役をやらせてもらえて、とても幸運だと思います。
また、上海、ロンドン、台北と各地で撮影できて、このロケも自分にとって忘れられないものになりました。

◆カオ・イーシャンさんは台湾でユニット「リアルF4」の1人としても有名ですが、今回演じたズーチーもまさに御曹司。どのように役作りをされたのでしょうか?(どんな役か、という回答になっています)

今回のズーチーという役は、僕自身がそう呼ばれている「リアルF4」と似ているところがあります。ズーチーは百貨店のオーナーの2代目という名門で、身長も高く、格好良くて才能にあふれ、全てを持っている役柄です。また、つきあっている彼女も国際的スターです。でも、彼女は立場上ズーチーとの交際を隠しておきたいということがあり、何でも持っているズーチーだけど、恋愛面ではちょっと物足りないところがある役ですね。

◆ズーチーを演じた中でお気に入りのシーン、または印象的なセリフを教えてください。

ズーチーを演じたことで、とても面白い経験をさせてもらいました。上海、ロンドン、台北で撮影しましたが、僕の登場シーンを楽しみにして下さい。とても格好良く、クールな感じで登場します。
印象的なシーンは、台湾で撮った恋人役のバイ・ジーチン(ココ・チャン)と雨の中で大げんかするところです。その日は寒くてしかも雨でずぶ濡れ、そんな中でお互いの激しい感情をぶつけ合う、このシーンですね。
セリフは…だいぶ前なので忘れてしまいましたが、シャオジエ(ジョー・チェン)に自分の正直な気持ちを告白しているセリフは、感動的だったと思います。

◆ズーチーに共感できる部分があるとしたら、どんなところですか? また、共感できないところは?(ズーチーと似ているところ、似ていないところなど)

共感できないところは全くないけれど、ズーチーはある意味可哀想だと思います。彼女が国際的なスターだから、表に出てはいけない立場。自分自身がもしそうだったら相当つらいと思う。人目があるところでは大好きな彼女と一緒に歩けなかったり、手をつないだりもできない。隠れていなくてはいけない存在というのは可哀想でしょ。
だから、何故シャオジエに惹かれたのかというと、彼女は全くちがって自分がしたいようにする…そういう性格だからでしょう。
共感できる所は、仕事でも、家庭でも自分の地位を重要視していて、成功を求め、勝ちに行くタイプ、お兄さんよりも優れていて父親に認められたいと思う、そういう前向きなところでしょうか。

◆劇中でズーチーは2人の女性と二股状態になりましたね。どんなお気持ちで演じられましたか?

僕は脚本通りに演じただけです。(笑い)
こういったドラマは、観客を惹きつけるために、ドロドロしたところ、三角関係が必要ですよね。そして国際的スターを彼女に持っているということでズーチーは非常にストレスが多い。だから、だんだんシャオジエを好きになっていくのはよくわかります。シャオジエは百貨店で働く一般的なOLだけど、職場のトップに近いズーチーに対しても、臆することなくストレートに自分の主張をぶつける。もちろん地位の高い相手だということは後から知るのだけど、その辺の脚本もとてもよく書けていますよ。
ズーチーは、この普通のOLと話すことでおもしろみを感じ、徐々に彼女を好きになっていく…そういう気持は、解るような気がします。

1017kao2◆今回共演されたジョー・チェンさんはどんな人物ですか? 撮影現場でのエピソードなども教えてください。

ジョー・チェンは、シャオジエと同一人物と言って良いほど似ています。彼女自身とても自然体で、ナチュラルに行動する、みなさんがテレビで見ているのと本当に同じですよ。共演してとても楽しかったし、色々な事がスムーズに進みました。

◆チャン・ハンさんとは、シャオジエをめぐって対立する立場でしたが、実際にはどんな関係でしたか?

彼とはドラマの中では一人の女性をめぐって対立する役で、とてもおもしろい経験でした。彼の演じる役は大陸の百貨店の御曹司で、ズーチーとよく似ています。でも、性格的には対照的な所もある役柄。ですから。これからドラマを見る皆さんには、シャオジエがどちらを選ぶのか、とても重要なポイントになっています。その過程で色々なことが発生するので、楽しみにして下さい。
彼自身は僕と似ていて、無口なタイプ。でも、演技面では彼の気迫を感じ、互いに現場で競い合うことができました。互いに高めあっていくところがあって、素晴らしい相手でした。
また、彼自身も大陸の「リアルF4」の1人で、共演できたことは素晴らしい経験になりましたね。

◆「シンデレラの法則」はロンドンや上海での美しい映像も話題になりました。トップモデルとして世界各国で活躍されているイーシャンさんですが、海外でのロケ撮影はいかがでしたか? また、お気に入りのスポットがあれば教えてください。

ロンドンには、実は初めて行ったのです。ドラマのスケールで海外、しかもロンドンロケというのは、とてもスペシャルな経験でした。上海、ロンドン、台北の中で一番印象に残っているのは、やはりロンドン。撮影中は旅行に行っているような感覚で、現地にいる友達と会ったり、遊びに行っているような感じでロンドンを楽しみました。
撮影では、Times Squareでカメラをセットして誰にもわからないように撮られているのが不思議で、印象的でした。
このドラマでもうひとつ注目して欲しいのは、俳優が来ている衣装が素晴らしいことです。デザイナーが、実際にファッションショーで使っているブランドものを選んで使っています。これも、ドラマのスケールでは珍しいことです。自分自身も、素敵な衣装を着て演じることができて幸せでした。

◆「シンデレラの法則」の楽しみ方、見どころを教えてください。

脚本が素晴らしく、驚きに満ちた展開になっているので、ぜひ皆さん期待して下さい。
そして三角関係の行方も注目です。さっきも言ったように、色々なロケ地へ行っていますので、風景が素晴らしく、特にロンドンの川縁や公園で撮ったところはきれいですよ。白鳥がいたりしてロマンチックだし、撮影時期が秋から冬だったので紅葉が美しく、オレンジ色の景色が見られます。上海、台北でもロマンチックな風景があるので楽しみにして下さい。
脚本、俳優、監督、スタッフ、衣装、全てが素晴らしく見どころになっています。何度も言うけど、あんな素晴らしい衣装で演じられたのは幸せでした。

◆本作は中国で初放送されたときは、視聴率が右肩上がりで、同時間帯視聴率1位に輝き、さらに「アジア アイドルの祭典(亜洲偶像盛典)」で最優秀ドラマ賞を受賞、台湾のTV 業界では版権争奪戦が繰り広げられるなど、一躍社会現象にまで発展しましたが、こんなに人気になると思っていましたか?また、人気の理由は何だと思いますか?

思いもよらなかったです。このドラマに参加できてラッキーです。
監督とは二度目ですが、この監督はじめプロデューサー、脚本、風景、俳優など色々な要素が結びついて、良い成績が残せたのだと思います。
ここまで人気を得られたのは、世界を股にかけて撮影したことと、いま中国で若い女性に人気で注目の若手チャン・ハンさんが出ているということもあります。ジョー・チェンさんは可愛くて魅力的、みんな優秀でした。そして、ここまで支持されたのは、観客の皆さんのサポートがあってこそ、だと思います。


◆「The Mortal Instruments: City of Bones」(「シャドウハンター:骨の街」)でアメリカ映画デビューも果たしましたが、撮影はいかがでしたか?アメリカ映画デビューの感想は?

ハリウッドからのオファーを受けて映画に出演できたことは、本当にラッキーだったと思いますし、素晴らしい経験でした。しかも全て英語というのも、おもしろかったです。実際にはカナダのトロントでの撮影でしたが、ハリウッド映画はやはり規模が違って、現場のスケールも大きいし、スタッフの人数も多い。それで皆さんがプロフェッショナルです。しかも時間がきっちりコントロールされていて、自分のやるべきことをきっちりやる、という自己管理ができていれば大丈夫。週末はちゃんと休みをもらえるし、ストレスが全くなく仕事ができるという、素晴らしい環境でした。
また、今回の役は普通では出てこないファンタジックな役だったので、そこもぜひ期待して下さい。
原作の小説も沢山の人が注目していて、ニューヨークタイムスでもトップセラーになっています。こういった作品でハリウッドデビューできたのは、素晴らしいし、ラッキーだと思います。撮影に入る前に監督やプロデューサーと話し合う機会がありましたが、実際には別のところで撮影したので、事前に自分の考えを録音して送り、コミュニケーションをとりました。それも非常に勉強になりました。
この映画は夏休みに全世界で公開されますので、ぜひ楽しみにして下さい。

◆映画版「101回目のプロポーズ」ではリン・チーリンさんの元カレ役を演じていらっしゃいますが、「シンデレラの法則」と比べて、どんなことを意識して演じましたか?

どの作品もそれぞれ違うので、当然役作りも変わってきます。「シンデレラの法則」は百貨店の次期社長、「101回目のプロポーズ」ではカメラマンの役ですが、名門の出、というところは同じです。格好良くて気品のある、というところ以外は全く違うアプローチになります。
日本のドラマも見ているので、プレッシャーもありました。今回の役柄は日本のドラマでは出番が少なかったのですが、脚本が変わって役も大きくなっています。感動的な作品になっているので、楽しみにして下さい。
また、ホアン・ポーとリン・チーリンとの共演も素晴らしい経験でした。台湾でももうすぐ公開(3月23日)なので、良い成績を残せるよう期待しています。

◆「シンデレラの法則」と映画版「101回目のプロポーズ」の撮影が同時期に重なることもあったのではないでしょうか? 撮影で苦労されたことは?

撮影は、一年離れてます。
映画で苦労したところはあまりないですが、時間ですね。ホアン・ポーとリン・チーリン、そして僕と三人のスケジュール調整がたいへんで、通常2ヶ月くらいのところを3ヶ月以上かかってしまいました。それ以外はいいスタッフに恵まれて、とてもスムーズでした。

◆今後、演じてみたい役や、ジャンルがあれば教えてください。また、日本での活動の予定はありますか?

いま「101回目のプロポーズ」の宣伝や、夏公開のハリウッド映画の宣伝で忙しくしています。そして、沢山お話もいただいていて、次の映画はどんな作品が良いか、いま会社と話し合いながら脚本を読んでいます。
またハリウッドからのオファーもありますので、これも視野に入れて考えています。新しいドラマも撮影が終わって、たぶん年末に放送されるのではないかと思います。中国の有名な小説をドラマ化したものです。この役は、一番自分に近いキャラクターなので、ぜひ皆さん期待して下さい。その他、広告やファションショーの仕事も入っています。
それから、機会があればぜひ日本で活動したいと思っています。僕は日本料理が大好きだし、日本の街並みがすごく素敵だな、と思います。これまで東京と福岡しか行ったことないですが、おいしいもの沢山食べたいし、機会があればいいなぁと思っています。
そうそう、友達からは良く(外見が)日本人みたいだね、と言われるので、日本語は喋れないけど、勉強して日本で頑張ってみたいです。

※このインタビューは2013年3月に行われたものです。

●プロフィール
1984年9月22日生まれ。旅行で訪れていた台湾でスカウトされ、モデル活動をスタートする。06年には、ドラマ『ラヴスタイリスト』で俳優デビューし、『桃花タイフーン!!』(09)の四男役で演じブレイク。ハリウッドデビュー作となる映画『The Mortal Instruments: City of Bones』が公開された。

「シンデレラの法則」
STAFF
●監督:チャン・ボーユ 「泡沫(うたかた)の夏」
●脚本チーム:好故事編劇工作坊「ハートに命中100%」「敗犬女王」
●制作:ミンダオプロダクション

CAST
●ジョー・チェン(リン・シャオジエ役)「ハートに命中100%」「カエルになった王子様」
●チャン・ハン(タン・ジュン役)「一起来看流星雨」(中国版「花より男子」)
●カオ・イーシャン(カオ・ズーチー役)「桃花タイフーン!!」
●ココ・チャン(バイ・ジーチン役)「泡沫(うたかた)の夏」「ホット・ショット」

製作:2012 年/台湾・中国 全30 話
©2012 H&R CENTURY PICTURES CO.,LTD. All Rights Reserved.
発売元・販売元:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメント
DVD 公式サイト:http://kandera.jp/sp/cinderella/
韓ドラデラックス:http://kandera.jp/

「シンデレラの法則」
DVD-SET1〜3 発売中
Vol.1〜15 レンタル中

各DVD-SET \11,550(税込)

「シンデレラの法則」公式HP http://kandera.jp/sp/cinderella/index.html

※これまでの「シンデレラの法則」に関する記事

『シンデレラの法則』張翰(チャン・ハン)インタビュー
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/10/post-0a0c.html

『シンデレラの法則』陳喬恩(ジョー・チェン)インタビュー
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/09/post-d06a.html

台湾ドラマ 「シンデレラの法則」DVD 8月からリリース決定!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/05/dvd-8-a646.html

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