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2013/11/03

東京国際映画祭 『27℃~世界一のパン』林正盛(リン・チェンシェン)監督インタビュー

1103lin1今年の東京国際映画祭では、3人の監督にインタビューすることができましたが、最初が 『27℃~世界一のパン』の林正盛(リン・チェンシェン)監督でした。
ご存じの方も多いと思いますが、劇映画は第18回東京国際映画祭でも上映された2004年の『月光の下、我思う(原題:月光下、我記得)』以来なんと9年ぶりです。
今回は『27℃~世界一のパン』が会期前半に上映され、2回目の上映後にインタビューを行いました。

林正盛監督は16歳で故郷の農村を飛び出して台北でパン職人となり、その後映画創作への道を目指し1993年に『浮草人生』で長編監督デビュー、この作品は東京国際映画祭ヤングシネマ部門シルバー賞を受賞。第2作『青春のつぶやき』はカンヌ国際映画祭の監督週間に出品されました。
1997年のベルリン映画祭コンペティション部門出品『台北ソリチュード』は日本でNHK アジア・フィルム・フェスティバルで上映後1998年に一般公開、2001年の『愛你愛我』でベルリン映画祭銀熊賞監督賞受賞、2003年の『魯賓遜漂流記』はカンヌ映画祭「ある視点」部門に出品など、海外からも高い評価を得ています。

091327c_2新作『27℃~世界一のパン』では若くしてパン職人の世界で頂点を極めた呉寳春(ウー・バオチュン)の実話を描いていますが、監督ご自身がパン職人であったことから、かなり前からお付き合いがあったのかどうか聞いてみました。台湾人が世界一になったというニュースから映画化を思いつき、初めてコンタクトしたそうですが、ここ数年ドキュメンタリーを撮っていた監督にとって、もしそれ以前から知っていたらその記録を映像に収めたかったのではないかと思い聞いてみると、まさにその通りということでした。

1103lin2主人公は劇中でよく泣き、とてもピュアに青年に描かれていますが、呉寳春は実際にもそうだったらしいです。
その他主役に李國毅(リー・グォイー)を起用した理由なども伺い、最後に昨今国産映画の制作が増えている台湾映画界では、以前に比べて作りやすい状況になっているかどうか聞くと、監督から見た現在の台湾映画界の問題点を含め語る、語る…映画祭事務局の方からタイムアップを知らされ、インタビューを終了して機材を片付けている時も続きを語ってくれました。
その思いは、後日行われた「台湾映画最前線シンポジウム」でも熱く語っていました。

このインタビューは、後日Podcast配信します。

※林正盛(リン・チェンシェン)監督の関連記事

東京国際映画祭 台湾映画最前線シンポジウム
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/11/post-dbbc.html

台湾映画「27℃ ― 世界一のパン」林正盛(リン・チェンシェン)監督Q&A
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/10/27-qa-57f6.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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