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2014/05/19

蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)&李康生(リー・カンシェン)来日ファン交流イベント開催決定!

0519tsaili昨年のヴェネチア国際映画祭で、突然発表された蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督の引退は、各方面に衝撃を与えましたが、ヴェネチアで同映画祭審査員大賞を受賞した最後の傑作『郊遊の公開プロモーションのため、長きにわたって監督とコンビを組み本作にも主演している盟友李康生(リー・カンシェン)が揃って来日、日本のファンと交流するイベントが開催されます。

イベントでは、蔡明亮作品の中でも特に傑作と名高い『河』を上映。すでに日本での上映権利が切れ、DVDも発売されていない伝説的な作品を、このイベントのみ1度限り、しかも貴重な35mmプリントでの特別上映です。
さらに上映後には、蔡明亮監督と李康生による観客とのQ&Aや2人のサイン会、スペシャルゲストとのトークなど、たっぷり3時間半の盛りだくさんな内容が予定されています。
*スペシャルゲストは後日公式HPで告知。

0519jiaoyouツァイ・ミンリャン監督引退作『郊遊公開記念
今回限りの『河』特別上映+蔡明亮&李康生来日記念イベント

日時:6月16日(月)19:00開演(終演22:30予定)
会場:シアター・イメージフォーラム
内容:19:00-20:55 『河』(1997)35mmプリント上映
   21:00-22:30 ツァイ・ミンリャン&リー・カンシェンQ&Aとサイン会
        スペシャルゲストも参加するトークも予定
整理番号付き前売チケット:2,500円(税込)
※当日券は3,000円。但し前売り券が完売した場合は当日券の販売は無し。
 イベント当日は、開場時間18:45より、整理番号順に入場。 
シアター・イメージフォーラム窓口にて5月23日(金)より発売開始!

0519tsai◆蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)監督
本作を最後に劇場公開作からの引退を表明した台湾映画界の巨匠1957年、マレーシア生まれ。77年に台湾に移る。92年、長編映画『青春神話』で映画監督デビュー。
第二作『愛情万歳』でヴェネチア国際映画祭金獅子賞を獲得、第三作『河』は世界の映画史に残る傑作と評価される。その後も『Hole』『西瓜』など数々の作品を発表。2013年、ヴェネチア国際映画祭で劇場映画からの引退を突然表明。10本目の長編映画となる本作は映画監督として最後の作品となる。

0519xiaokan◆李康生(リー・カンシェン)
蔡明亮作品の“顔”、本作で初の金馬奨主演男優賞を受賞。
1968年台北生まれ。91年テレビ映画『小孩』で蔡明亮に見いだされて以降、『青春神話』から本作まで、蔡明亮監督の全作品に出演。本作でついに、デビュー21年を経て、中華圏で最も歴史ある映画賞である金馬奨の最優秀主演男優賞を受賞。審査委員長の李安(アン・リー)監督に「驚くほどに素晴らしい演技」と絶賛された。

●特別上映作品『河』 1997ベルリン国際映画祭銀熊賞 未DVD化作品
『青春神話』『愛情萬歳』に続く蔡明亮監督第三作。
映画史に残る傑作を、35mmプリントで、本イベント限りの特別上映!  

都会の澱み、うごめく魂を、台北中の汚水を湛えた“河”のあり方にたとえ、現代都市・台北の急速な変化に置き去りにされた人々の、救いのない孤独と愛への渇望を圧倒的な映像世界で描いた傑作。
前作『愛情萬歳』(94)でヴェネチア国際映画祭グランプリ(金獅子賞)を獲得した蔡明亮督の第三作で、前作以上に多くのファンに愛された。主演は李康生、その父親役にキン・フー映画でも知られる名優苗天(ミャオ・テン)。蔡明亮作品の常連三女優も初めて揃って出演した。
【物語】シャオカン(リー・カンシェン)は街で二年ぶりに女友達(チェン・シャンチー)と再会し、彼女に誘われて訪れた映画の撮影現場で、ひょんなことから河に浮かぶ死体役に抜擢される。彼女と一夜を過ごした後、彼は首が曲がったままになる奇病に取り憑かれる。シャオカンの病をきっかけに崩壊しきっていた家族は、わずかな交流を回復させるが、彼らは互いに孤独ゆえの秘密を抱えていた…。

監督:蔡明亮(ツァイ・ミンリャン) 
出演:李康生(リー・カンシェン)、苗天(ミャオ・テン)、陸筱琳(ルー・シャオリン)、陳湘琪(チェン・シャンチー)
原題:河流 英語題:The River 1997年|台湾|115分|35mm|カラー|1:1.85|中国語|字幕:間渕康子|字幕監修:小坂史子
上映協力:中影股份有限公司、ユーロスペース ©Central Motion Pictures Corporation

●映画『郊遊<Jiao You>』
2013ヴェネチア国際映画祭審査員大賞/2013金馬奨 最優秀監督賞&最優秀主演男優賞
現代の台北。果てなき孤独を照らす、異界の光。
『河』『愛情萬歳』の巨匠蔡明亮、最後の傑作。
父と、幼い息子と娘。水道も電気もない空き家にマットレスを敷いて三人で眠る。父は、不動産広告の看板を掲げて路上に立ち続ける「人間立て看板」で、わずかな金を稼ぐ。子供たちは、試食を目当てにスーパーマーケットの食品売り場をうろつく。そんな毎日でも子供たちの姿は、郊外に遊ぶピクニックのようだ。だが、どしゃ降りの雨の夜、父はある決意をする……

映画監督として最後の作品となる本作で、蔡明亮が初めて描く子供の姿。それはまるで、まだ人ならざるクリーチャーのように異界からの光を放つ。だが、子供は、やがて人になり、人間の絶対的な孤独を知る。人であるということは、孤独であることと同義だと言うように。第一作から描きつづけてきた“現代”と“孤独”を、これまで以上に大胆な描写で、繊細に、豊饒に映し出す圧倒的な映画の力。有無を言わさず目に灼きつける強靭さと、いくつもの物語を包含する自由さ。映画史上に残る驚異的な長回しのラストシーンにいたるまで、ワン・カット、ワン・カットに映画が立ち上がる。
まさに「ここまで来た」と感嘆せずにいられない蔡明亮最後の傑作である。

監督:蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)
撮影:廖本榕(リャオ・ペンロン)、宋文忠(サン・ウェンチョン)、呂慶鑫(ルー・チンシン)
音響:杜篤之(ドウ・ドゥージ)
出演:李康生(リー・カンシェン)、楊貴媚(ヤン・クイメイ)、陸奔静(ルー・イーチン)、陳湘琪(チェン・シャンチー)
原題:郊遊 英語題:Stray Dogs 2013年|台湾、フランス|136分|DCP|カラー|1:1.85|中国語 
後援:台北駐日経済文化代表処 
配給:ムヴィオラ

8月下旬、シアター・イメージフォーラム他全国順次公開!!

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