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2014/07/07

台北電影節で張震(チャン・チェン)監督登壇

0707zhanzhen1開催中の台北電影節で上映される『三生』は、香港国際電影節プロデュースによる、台湾、韓国、香港の監督によるオムニバス映画です。台湾は張震(チャン・チェン)の『尺蠖』、香港が吳鎮宇(ン・ジャンユー)の『橘子』、韓国はチョン・ウソンの『殺手與老人』という人気俳優の監督作品。
本来は大陸で撮影中のため出席が予定されていなかった張震ですが、一回目の上映の時にQ&Aの為に特別に帰国して、マスコミの取材タイムも設けられました。

0707zhanzhen2張震監督の『尺蠖』は、日本語訳すると『尺取り虫』。012年の聯合報文学賞短編小説大賞を獲ったもの。読んでとてもおもしろいと思って映画化権を取得していたところ、香港国際電影節から短編映画のオファーが来たので、これが丁度良いと思ったそうです。
『尺蠖』は、妻も子もある中年男が失業してネットゲームにのめり込み、引きこもり生活を続ける…というストーリー。この主人公をを通して、現代の家族との関係、孤独、社会との隔絶など様々な問題が見え隠れしています。

0707zhanzhen3上映前の囲み取材では、張震自身も小さい時からゲームが好きで、ネットゲームにはまっていた3ヶ月の間に、24時間不眠でご飯を食べる以外は外へ出ずに部屋にこもってゲームをしていたということもあるそうです。「だから、この小説の主人公の気持ちや行動がよくわかる」と語っていました。
また、「僕もしばらくこの作品を見ていなかったから、今日この台北電影節で観客と一緒に見ます。たぶん、新たな感覚が味わえるでしょう」ということでした。

0707shitou主演は五月天(May Day)のギタリスト石頭(ストーン)、メンバーの中でも俳優としての活動が多く、『五月之戀』『五月天追夢3DNA』『星空」ほかの映画に出演、特に2013年の『明天記得愛上我』では印象深い演技を見せています。
今回、石頭を主役に起用したのは、「もちろん、彼の出演作を見て良かったけど、彼はヒゲが伸びるのが早いというので、この短い撮影期間でオタクを演じてもらうのに好都合だった」と、笑わせてくれました。

0707zhanzhen5上映後のQ&Aでは、このオムニバス三作には、共通のテーマなどのミッションがあったのか、という質問も出ましたが、「全くなかった。自由に作らせてもらい、他の監督の作品は香港国際電影節で上映されるまでどんな内容かも知らなかった」と答えていました。

台湾でも公開もまだ決まっていませんが、日本でも映画祭などで上映されることを期待しましょう。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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