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2014/09/18

今年の金馬影展「金馬51在台北」記者会見

0918jinma1昨年50周年を迎えた台湾最大の映画祭「金馬影展」、今年は11月6日から27日まで開催されますが、17日にオープニング作品の『極光之愛』と、『時下暴力』『台北工廠Ⅱ』、そして金馬影展50年の歴史を記録したドキュメンタリー映画『光陰的故事-台灣新電影』『那時‧此刻』の発表記者会見が行われました。
会見には各作品の監督・キャストが登壇し、特に久々の映画出演となる楊丞琳(レイニー・ヤン)に、メディアの注目が集まりました。

0918jinma2金馬影展50年の歴史を記録したドキュメンタリー『光陰的故事-台灣新電影』は、謝慶鈴(シエ・チンリン)監督がフランスのオリビエ・アサイヤス監督、日本の是枝裕和監督、中国の賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督ほか世界各地の映画監督を訪ねて台湾映画について語ってもらうというもの。
楊力州(ヤン・リージョウ)監督による『那時‧此刻』は、金馬獎と中国語映画の移り変わりや映画と民衆の関係などを監督や俳優をはじめ一般の民衆の声を集めて構成するものになるそうです。

0918jinma3今年の金馬影展のオープニング作品『極光之愛』は、台湾の舞台劇の名作『北極之光』を映画化したもので、舞台劇の監督である李國修(リー・グオシュウ)の夫人で女優の王月(ワン・ユエ)がプロデューサーをつとめ、息子の李思源(リー・スーユエン)が初メガホンをとりました。
主役は楊丞琳(レイニー・ヤン)と宥勝(ヨエシェン)、若手俳優の林柏宏(リン・ボーホン)と林妍柔(リン・ジエンロー)が絡みます。
楊丞琳は「この作品に出演できて光栄に思います。『北極之光』は初めて見た舞台劇で、とても感動しました。この映画化作品にキャスティングしていただき感謝しています。そして、これが金馬影展のオープニングに選ばれてとてもうれしいです」と語りました。

0918jinma4『時下暴力』は、新鋭の廖哲毅(リャオ・ジャーチー)監督をはじめ平均年齢25才というチームで制作、アーサー・ミラーの戯曲『るつぼ』を現代の学校内での生徒と教師の間で渦巻く陰謀に置き換えて映画化した作品。セイラム魔女裁判と、それを通して当時問題になっていた赤狩りとマッカーシズムに対しての批判を描いたオリジナルがどのようにアレンジされるのか、興味深いところです。出演者の李劭婕(リー・シャオジエ)、呂名堯(ルー・ミンヤオ)、朱宏章(チュウ・ホンジャン)、謝盈萱(シェ・インシュエン)も登壇しました。

0918jinma5李烈(リー・リエ)、葉如芬(イエ・ルーフェン)がプロデュースし、謝駿毅(シエ・ジュンチー)、卓立(チャオ・リー)、侯季然(ホウ・チーラン)という気鋭の監督によるオムニバス『台北工廠II』は、台北市電影委員會の制作で、ベネチア国際映画祭で好評を得た作品です。楊貴媚(ヤン・クイメイ)、苗可麗(ミャオ・カーリー)、黃健瑋(ホアン・ジェンウェイ)ら実力派俳優の競演が楽しみです。

金馬影展は11月6日に開幕、金馬獎の発表受賞式は11月22日に國父紀念館で行われます。

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