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2015/01/16

『KANO~1931海の向こうの甲子園~』東京プレミア大盛況!

0116kano11月24日から公開の台湾映画『KANO~1931海の向こうの甲子園~』の東京プレミアが15日に行われ、主演の永瀬正敏をはじめ、坂井真紀、来日した魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサー、馬志翔(マー・ジーシアン)監督、曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)、陳勁宏(チェン・ジンホン)、主題歌担当のRakeと中孝介が登壇して舞台挨拶を行いました。

0116kano2登壇者は司会者の呼び込みで会場の後方扉から現れ、大歓声の中、永瀬正敏を先頭にお客様と握手を交わしながら舞台へ向かいました。「アキラ〜!」と若い女子からの声も上がり、曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)もびっくりしていました。
永瀬正敏は「うれしいです。台湾から4人も来てくれて、僕の大事な子ども達も。でも初日に近くなるとこういうイベントもあと少し、彼らに会う機会が減ってくるのが寂しいです」と、選手役たちを本当の子供のように思う気持ちがダイレクトに伝わって来ます。

0116kano3永瀬正敏演じる近藤兵太郎の妻役の坂井真紀は「私は撮影が始まって少し経ってから参加したのですが、皆さん暖かく迎えて下さいました。素晴らしい現場というのは勢いがあって、大変なことがあってもみんなが同じ方向を向いていられるというのがとても良かったです。現場が『KANO』の精神そのもので、そこに感動しました』と、当時を振り返っていました。

0116kano4今回プロデューサーという役回りだった魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)は「お金が必要だけど、そのことは最後に考えよう、とにかく良い物を作ろうと思いました。例えば甲子園のセットもただ作ればいいというわけではなく、球場は生き物です。そこで野球をするのですから、リアルに再現しなければいけません。そこがたいへんでした」と、黒土作りの苦労などを語りました。

0116kano5馬志翔(マー・ジーシアン)監督は、「日本も台湾も野球人口が多いですから、野球をテーマにした映画で本物に見えなければいけません。その為、僕たちは台湾全島の高校と大学の野球部を見て回りました。そうしてこの曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)のような野球選手を集め、彼らもとても頑張ったので、ぜひそこを見ていただきたいです」と、キャスティングのこだわりを披露。


0116kano6U21ワールドカップの台湾代表選手になりチームは優勝、自身もベストナインに選ばれるという好成績を残した曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)は、「ナショナルチームのメンバー候補になった時は、映画に出たからではないか、という声も聞いたのでちょっと自分自身に疑問を持ちました。でも、僕は『KANO』に出てちゃんとやり遂げた、そして小さい頃から一生懸命野球で頑張ってきた、この二つでなくしかけた自信を取り戻しました」と吐露していました。

0116kano7続いて、「僕たちは実際に野球選手ですが、演技をするというのは大きなプレッシャーがありました。そして小道具のグローブも当時のものを再現していますから、思うようにボールがとれなかったりしたこともありました。監督の要求に応えられたのかどうかとても不安でしたが、野球選手の誇りにかけて頑張りました」甲子園のフェンスにアジア人として初めて打球を当てた強打者蘇正生(そ・しょうせい)を演じた陳勁宏(チェン・ジンホン)が言っていました。

0116kano8そしてRakeは、「魏さんからオファーをいただき、ネットを使ってやりとりしながら曲を作りました。ああでもない、こうでもないと試行錯誤を繰り返しましたが、完成してそれを僕と中孝介さん、台湾の舒米恩(スミン)、范逸臣(ファン・イーチェン)、羅美玲(ルオ・メイリン)の日台コラボで歌いました。僕らは中国語がわからない、彼らは日本語がわからない、でも、お互いにお互いの言葉を使って歌っているパートもあり、最後はアミ族の舒米恩(スミン)が考えた原住民音楽のメロディがそこにのってきて、最初に考えたものを越えたすごいアジアな曲になったと思います」と曲作りについて熱く語りました。

0116kano9中孝介は、「僕は『海角七号 君想う、国境の南』に出演させていただき、今回は主題歌を担当させてもらいました。去年の台湾でのプレミアで野球場で映画を上映した後に5人で生で歌ったのですが、僕とRakeが中国語で歌うパートになった時に、客席からものすごい拍手をいただきました。その感動が忘れられません。そして、その時にこの数年間で魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)さんが偉大な監督になられたんだな、と実感しました」と素敵な思い出を語りました。

0116kano10そしてその後Rakeと中孝介にが主題歌の日本バージョン「風になって~勇者的浪漫~」を歌い、観客や横で見ていた永瀬正敏、坂井真紀、台湾の4人も「ラララ〜」のリフレインのところでは大きく両手を振り、場内がひとつになり感動を分かち合いました。歌の力って本当に大きいと実感した瞬間です。

0116kano11さらに、この後サプライズがありました。
今回来られなかった選手役+台湾キャストたちから、永瀬正敏に手紙とカードが届けられたのです。代表の大江先輩役の鄭秉宏(チェン・ビンホン)からの手紙を曹佑寧(ツァオ・ヨウニン)が代読したのですが、事前に全く知らされていなかった永瀬正敏は「映画の中で近藤監督は『泣いてはならん』と言い続けていますので…」と必死に涙をこらえていました。
しかし、最後の挨拶で「本当にこの台湾映画に出られて良かったです。こんな…暖かい…子供たち…うれしいです」と感極まり、ついに言葉を詰まらせてしまいました。

0116kano12そして上映が始まり、その間はマスコミ向けのミニ会見や個別取材が組まれていましたが、終映間近には監督やプロデューサー、永瀬正敏も客席の後方や横で映画と観客の様子を見ていました。今回は長時間の舞台挨拶と生歌だけでなく、終映後には全員でお客様をお見送りしてプレゼントを渡すというサービスもあり、出口付近に全員でスタンバイ。
上映が終わり次々出てくる観客は、お見送りの皆さんに「感動しました」「いい映画をありがとう」と声をかけていました。

0116kano13今回は、日本人の出演者も来場しており、俳優の小市慢太郎、石塚義高、吉岡そんれい、実際の呉明捷(ご・めいしょう)のお孫さん、文化放送の斉藤一美アナウンサーなどが再会の喜びを分かち合っていました。日本人選手役の山室光太朗は、永瀬正敏から「お前もこっちで一緒に立ってろ」と言われて急遽お見送りメンバーに加わり、戸惑いながらもうれしそうにお客様をお送りしていました。

『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』2015年1月24日より新宿バルト9ほか全国公開
日本公式サイト:http://kano1931.com

KANO日本語版オフィシャルFacebook:https://www.facebook.com/Kano.japan

KANOオフィシャルTwitter:https://twitter.com/KANO1931

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

※『KANO』に関するこれまでの記事とPodcast

『KANO 1931海の向こうの甲子園』公式サイトリニューアル、新ビジュアル&予告編お披露目!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/12/kano-1931-8424.html

Podcast『KANO~1931海の向こうの甲子園』魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサー、馬志翔(マー・ジーシアン)監督来日記者会見!パート3
http://asianparadise.sblo.jp/article/107771175.html

Podcast『KANO~1931海の向こうの甲子園』魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサー、馬志翔(マー・ジーシアン)監督来日記者会見!パート2
http://asianparadise.sblo.jp/article/106595711.html

日本版マンガ「KANO 1931海の向こうの甲子園」発売!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/12/kano-1931-21f0.html

Podcast『KANO~1931海の向こうの甲子園』魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサー、馬志翔(マー・ジーシアン)監督来日記者会見!パート1
http://asianparadise.sblo.jp/article/106226072.html

『KANO〜1931海の向こうの甲子園』魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサー、馬志翔(マー・ジーシアン)監督来日記者会見!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/12/kano1931-5459.html

『KANO』第24回映画祭TAMA CINEMA FORUMでクロージング上映、魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデューサーと馬志翔(マー・ジーシアン)監督がトークショー!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/11/kano24tama-cine.html

第五十一回金馬獎レポート、受賞式&プレスセンター編
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/11/post-d78b.html

第五十一回金馬獎レッドカーペットレポート
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/11/post-ebae.html

第51回金馬奨前夜祭で『KANO』が国際批評家連盟賞と観客賞をW受賞!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/11/51kanow-a657.html

『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』10月25日(土)より前売り券発売!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/10/kano19311025-b3.html

『KANO~1931海の向こうの甲子園~』松山イベント、近藤兵太郎監督の足跡をたどる最終日
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『KANO~1931海の向こうの甲子園~』近藤兵太郎監督の生まれ故郷松山でモニュメント除幕式!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/10/kano1931-db46.html

『KANO~1931海の向こうの甲子園~』近藤兵太郎監督の生まれ故郷松山イベント開幕!
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第五十一回金馬獎ノミネート発表!『KANO』の永瀬正敏が主演男優賞候補に!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/10/kano-98cf.html

10月5日に永瀬正敏とキャストが松山へ、『KANO』近藤兵太郎監督の生まれ故郷“愛媛県松山市”に凱旋!
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永瀬正敏写真展『This Moment』Masatoshi Nagase’s Photographic Works for KANO』台湾で開幕!
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チームKANO、甲子園で高校野球決勝戦を観戦!
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チームKANO、甲子園歴史館に準優勝楯とボールを展示!
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『KANO』アンコール公開記者会見開催!
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『KANO』2015年1月24日に『KANO〜1931海の向こうの甲子園〜』の邦題で日本公開決定!
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9月のアンコール公開にあわせて永瀬正敏撮り下ろし『KANO』写真集が台湾で出版決定!
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『KANO』台湾で9月25日からアンコール公開決定!
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『KANO』三億台湾ドル突破!映画館がない島「蘭嶼」でも上映
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『KANO』台湾で1億5千万(台湾ドル)突破!大阪アジアン映画祭でも大反響
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『KANO』上映4日で興行収入6500万台湾ドル!
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『KANO』台湾嘉義プレミアで感動の拍手鳴り止まず!
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『KANO』大晦日に主題歌発表!Rake、中孝介、范逸臣(ファン・イーチェン)、Suming舒米恩(スミン)、羅美玲(ルオ・メイリン)が歌います
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『KANO』が、第9回大阪アジアン映画祭オープニング作品に決定!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/12/kano-4062.html

「KANO」2014年2月27日に台湾で公開決定!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/09/kano2014227-1c1.html

「KANO」クランクイン・ムービー/日本語字幕版公開!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/06/kano-2fa9.html

『KANO』クランクアップ記者会見
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/04/kano-eac7.html

「KANO」永瀬正敏インタビューとロケレポート、A-Bloom vol.18(FLIX5月号増刊)に掲載!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/04/kanoa-bloomvol1.html

台湾映画「KANO」撮影風景を初めてメディアに公開!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/01/kano-39f3.html

台湾映画『KANO』に永瀬正敏、大沢たかお二大スターが出演!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2013/01/kano-19a8.html

魏徳聖(ウェイ・ダーシェン)プロデュース映画「KANO」クランクイン!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2012/11/kano-80fd.html

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