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2015/03/12

彭浩翔(パン・ホーチョン)Q&Aとインタビュー in 大阪アジアン映画祭2015

0312pan1大阪アジアン映画祭では毎回彭浩翔(パン・ホーチョン)監督の作品が上映されていますが、今回は審査委員長という重責を担っての来日となりました。
「アバディーン」上映後に登壇した彭浩翔監督は、まず昨年「低俗喜劇」上映の時に来られなかったことを謝り、早速制作時のエピソードを披露。劇中カメレオンが出てきて、少女の夢の中でそのカメレオンがゴジラのように巨大化して、香港の街を踏みつぶしていくというシーンがあるのですが、この着ぐるみの中に入ったのは自分自身だと明かしました。

0312pan5ゴジラが大好きな監督は、もともとは壊すつもりではなかった街のミニチュアをはかいしていくのが、本当に楽しかったと語っていました。
そして、次回作のことについて聞かれた時に、監督作品は決まっていないけれど主演作は決まっていると、衝撃発言が。「恋人達のデイスクール」の曾國祥(デレク・ツァン)監督と尹志文(ジミー・ワン)監督の新作で、彭浩翔監督と曾國祥が主役、尹志文が監督するという楽しみな企画です。今年中にはクランクアップして、来年の大阪アジアン映画祭には、主演男優として来日することを約束しました。

0312pan3そして、アジアンパラダイスでは上映の前に単独インタビューを行いました。数時間前に到着したばかりだという監督に、審査委員長を勤める気持ちからお聞きしました。「これまで審査員はやったことあるけど、審査委員長は初めてなので、とても光栄だし、早く全作品を見たい」と意気揚々。
本作の家族や夫婦の心模様を深く描き、香港愛に溢れていますが、ここを舞台にしたのは、イギリスが初めて上陸したのがここで、"香港の原点"ということと、原題の「香港仔」にはもうひとつ「香港人」という意味があるので、ここで人間ドラマを撮りたかったということでした。

0312pan4彭浩翔監督は、毎回女優の新しい魅力を引き出して私たちを楽しませてくれますが、今回の梁詠琪(ジジ・リョン)もこれまでとは全く違うキャラクターを演じています。このことについて聞いてみると、もともとジジのファンで一度一緒に仕事をしてみたいと常々思っていたのでオファーしたそうです。ジジはきれいで清純というのが大方のイメージですが、そうではない中年にさしかかった女性の心のひだを描きたかったとか。実際、本作ではかつて人気モデルだったものの、年を重ねてだんだん仕事も減っていき、枕営業を進められたり、夫には言えない秘密を抱えていたりするアラフォー女性を、見事に演じています。

0312pan2また、監督最新作の「撒嬌女人最好命」が中華圏で公開されたので、この映画についても色々聞きました。
香港を離れ上海と台湾を舞台にしたラブコメで、周迅(ジョウ・シュン)と黄暁明(ホアン・シャオミン)に、隋棠(ソニア・スイ)がからむトライアングルラブ、これがとても面白く、日本でも見られるようになると良いのですが…。
さらに、次回作について、Q&Aで語った主演作ではなく、プロデュース作品のことも教えてくれました。

0312pan6最後に「AV以外で興味ある日本のテーマは何ですか?」と聞いてみると、笑いながら「日本の小説が好きなので、東野圭吾とか乙一とか…彼らの作品を映画化してみたい」ということでした。

このインタビューは、後日Podcastで配信します。どうぞお楽しみに!

大阪アジアン映画祭は、梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、シネ・ヌーヴォ、ほかを会場に、3月15日まで開催です。
スケジュールなど詳細は、公式サイトをご覧下さい。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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