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2015/03/14

大阪アジアン映画祭『セーラ』邱禮濤(ハーマン・ヤウ)監督インタビュー

0314yau1今年は香港映画も豊富な大阪アジアン映画祭、『セーラ』の邱禮濤(ハーマン・ヤウ)監督にインタビューしました。
邱禮濤監督といえば『八仙飯店之人肉叉燒包』、というのは古いかも知れませんが、"ザ・香港映画"を撮る監督として有名です。最近では『イップ・マン 誕生(原題:葉問前傳)』『イップ・マン 最終章(原題:葉問終極一戰)』が昨年秋に日本でも公開されました。

0314yau2今回上映された『セーラ』は、蔡卓妍(シャーリーン・チョイ)が大胆な演技でアイドル脱皮、金像奨の主演女優賞にノミネートされ、マカオ国際映画祭では任達華(サイモン・ヤム)の主演男優賞と共に主演女優賞を受賞している話題作です。
そして、アジアフォーカス・福岡国際映画祭で上映された『崖っぷちの女たち(性工作者2 我不賣身、我賣子宮)』や『セックスワーカー(性工作者十日談)』に続く、香港社会の底辺でもがく女性たちを描いた作品で、杜汶澤(チャップマン・トー)がプロデューサー。

制作にも名を連ねる英皇電影には大勢の人気タレントが所属していますが、その中で蔡卓妍を起用したのは、彼女にこれまで演じたことのない役にチャレンジしてもらおうと思ったからだそうです。Twinsで一世を風靡した蔡卓妍も32才、結婚・離婚を経験してひと皮向けた女優ぶりです。監督が要求しなくても、積極的に役にアプローチしたそうです。
また、ベテランの任達華は安心して任せられる俳優で、現場でもリーダーシップを発揮していたということです。

0314yau3監督はとてもストライクゾーンの広い方で、どんなジャンルの作品もこなす職人ですが、実は自分の方向性と違う為引き受けなかった作品も多々あったそうです。
そして、大御所のスターやベテラン俳優がずうっと第一線で活躍していて、若い世代がなかなか育ってこない現状について聞くと「周潤發(チョウ・ユンファ)も劉徳華(アンディ・ラウ)もみんな長い下積み時代があった。いま、若い世代はその時期なんですよ」と、優しいお言葉。
また、ほとんどの香港スターの作品を撮っているので、ぜひ一緒に仕事をしてみたい人を聞いてみたのですが、絶対不可能な山口百恵という答えでした。なんという心配り、…そう言っては失礼ですが、見かけとは全然違い、ものすごく細かいところまで気遣いがいき届いた方なのでした。

なかなかこういったインタビューの機会がない邱禮濤監督にお話を伺うことが出来て、本当に有意義でした。

このインタビューは、後日Podcastで配信します。お楽しみに!

大阪アジアン映画祭は、梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、シネ・ヌーヴォ、ほかを会場に、3月15日まで開催です。
スケジュールなど詳細は、公式サイトをご覧下さい。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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