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2015/03/13

大阪アジアン映画祭『コードネームは孫中山』の易智言(イー・ツーイェン)監督と詹懷雲(ジャン・ファイユン)魏漢鼎(ウェイ・ハンディン)インタビュー!

0313sun1開催中の大阪アジアン映画祭で上映された、台湾映画『コードネームは孫中山』の易智言(イー・ツーイェン)監督と詹懷雲(ジャン・ファイユン)、魏漢鼎(ウェイ・ハンディン)にインタビューしました。
昨年、台湾での公開時に監督インタビューを申し込んでいたのですが、スケジュールが合わずに断念したので、今回はとても楽しみでした。

0313sun2監督久々の作品は、期待通りというか、期待以上の素晴らしい映画ですが、構想から実際の映画化まで3年ほどかけたそうです。
監督は『藍色夏恋』で陳柏霖(チェン・ボーリン)と桂綸鎂(グイ・ルンメイ)を見出して以来、新人を発掘して育成することをモットーとしており、今回も主役2人の少年はスカウトとオーディションで決め、詹懷雲(ジャン・ファイユン)魏漢鼎(ウェイ・ハンディン)が起用されました。この二人の少年はまだ16才なので、今後のことはご両親と話し合い本人の意志を尊重して進路を決めるということです。

0313sun3魏漢鼎(ウェイ・ハンディン)が一番たいへんだったのがケンカのシーンだと言っていましたが、このシーンは長回しで撮っているので、それはたいへんだったであろうということが誰の目にも明らかです。なぜここを長回しで撮ったのか、監督はこう語りました。「この長回しは、ふたりがケンカをして力尽きることで、貧困がもたらす出口のない現状に対する無力感を出したかったからだ」
監督のメッセージは、台詞だけでなく、色々にところに込められているのですね。

0313sun4また、今年の大阪アジアン映画祭のアジアスターアワードの第1回受賞者となった張孝全(チャン・シャオチュアン)は、かつて易智言監督がスカウトしたのがきっかけで俳優になり、14年後にようやく『コードネームは孫中山』で易智言作品に出演しましたが、彼の成長ぶりについて聞いてみました。
「彼は様々な役にトライしてやり遂げている。特に、どの役でも彼は演じることを楽しんでいる。役者は時に気の進まない役柄も演じなければならないが、彼はどんな役でもそこに楽しみを見つける。そこが凄いところだ。今回の警備員の役も、出番は少ないが非常に難しい役だが見事にこなした」と絶賛していました。

0313sun5そして、その次の世代の教え子である黄河(ホアン・ハー)と張書豪(チャン・シューハオ)も友情出演しています。黄河が演じた電車の中の背景的な乗客は、もともとエキストラを使おうと思っていたそうですが、やはりチラ見したりする微妙な感じを出すのはプロでないと難しいということで、急遽呼んでやってもらったということです。
反省文を書かせる教師役の張書豪は、丁度除隊したばかりの時だったので、台湾の学校では軍人に近い教師がいることから、兵役の体験をここに生かしたと言っていました。教え子の陳柏霖や張書豪たちが監督を恩師であり兄や父のようだと言うように、一人一人の個性や素質をうまく引き出して育てる愛ある指導ですね。

このインタビューは、後日Podcastで配信します。ご期待下さい。

大阪アジアン映画祭は、梅田ブルク7、ABCホール、シネ・リーブル梅田、シネ・ヌーヴォ、ほかを会場に、3月15日まで開催です。
スケジュールなど詳細は、公式サイトをご覧下さい。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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