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2015/04/22

2015台北電影節の「卓越貢獻獎」に柯一正(クー・イーチェン)!

0422tff1今年の台北電影節は6月26日から開催されますが、本日「卓越貢獻獎」に監督で俳優の柯一正(クー・イーチェン)が選ばれたことが発表されました。
この賞は、長きにわたって台湾映画に貢献した映画人の中から審査委員が選出してその栄誉をたたえるものです。
台北電影節は会期中に柯一正(クー・イーチェン)が1997年に撮った『藍月』の上映とトークショーを設定、受賞式は7月18日に行われます。

今回の授賞理由は、「30年来彼は台湾ニューウェーブで社会の弱者に焦点を当て、不公平な世の中に対して批判し続け、健全な社会を求めてきた。彼は映画と自身の行動によって台湾映画人の理想と心意気を人々に見せてきた。そして社会改革の最前線で弱者と共に立ち上がり、あらゆる世代のの映画人を指導しそれを行動で示してきた。かつての映画人たちが社会に与えたものは、社会の進歩と無関係ではない。彼らそれぞれが歴史と社会の重要な時を変える為に勇敢に立ち向かってきた」というもの。

0422tff2文化局長からこの知らせを聞いた柯一正(クー・イーチェン)は、「ここ10年は映画よりも舞台の仕事の方が多く、みんなは監督と言うよりも俳優の印象が強かったと思う。今回の受賞は私ひとりの功労ではない。大勢の芸能界や文壇の人々と一緒に社会運動に参加してきたのも、自分たちの世代が価値観や方法を誤り、社会に対しても次の世代に対しても申し訳ないと思っているからだ。だから、私は若い人達をサポートしたいと社会運動に参加している。
審査委員の皆さん、ありがとうございます。これからも映画と舞台の創作に力を注いでいきます。ただしゆっくりと。そして、私の身体のことを心配していただきましたが、だいぶ良くなりました。生活態度を改善して、リラックスした日々を過ごしていきたいと思います」と謝辞を述べました。

柯一正(クー・イーチェン)プロフィル
1946年生まれ。
1982年の「光陰的故事」で監督デビュー、楊徳昌(エドワード・ヤン)、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)らと共に台湾ニューシネマの旗手となる。
映画監督として長編映画は1997年の『藍月』以降撮っていないが、1992年からスタートした舞台の創作に軸足を置く。また、俳優として『運轉手之戀』(2000年)、『總鋪師(邦題:祝宴!シェフ)』(2013年)ほか多数出演。
2012年、監督の戴立忍(ダイ・リーレン)、陳玉勳(チェン・ユーシュン)、作家らと共に60人の映画人や文壇仲間を組織して反核運動を始め、2013年の「憲法133實踐聯盟」、2014年のひまわり学生運動もサポートするなど活発な社会運動を行っている。
長男は演技派俳優の柯宇綸(クー・ユールン)。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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