« おいしい台湾映画〜台南・嘉義紀行、野球映画『天后之戰』の巻 | トップページ | Podcast 黄河(ホアン・ハー)インタビュー2015 in 台北 »

2015/08/09

おいしい台湾映画〜台南・嘉義紀行『27℃ ― 世界一のパン(原題:世界第一麥方)』の巻

0809pan1台湾のグルメはもちろん台湾料理なのですが、意外にもパンが美味しいのです。しかも、パン屋さんがとても多く、フランスで行われるパン職人の世界大会で優勝・準優勝の経験を持つ吳寶春(ウー・バオチュン)の店が有名です。本店は高雄にあり、台北に支店ができましたが、どちらも行列必須。
この吳寶春の修業と成長の課程を描いた映画『27℃ ― 世界一のパン』が2013年に公開され、その年の東京国際映画祭で上映されました。

0809pan2この映画は、自身もかつてパン職人だった林正盛(リン・チェンシェン)監督による『月光の下、我思う(原題:月光下、我記得)』以来9年ぶりの作品です。若くしてパン職人の世界で頂点を極めた実在の人物、呉寳春を演じたのが、李國毅(レゴ・リー)。
台湾語とローカリズムも盛り込み、国や言葉を超えて共感できる、夢を諦めずに前進する若者の姿を暖かい視線で描いた普遍的な青春映画です。

0809pan3吳寶春は、2010年に独立して自分の店を構えるのですが、その前にいたのが「帕莎蒂娜」というベーカリーです。ここで、台南の東山でとれるドライ龍眼とクルミ、赤ワインで作ったフランスパン「酒釀桂圓」が2007年のフランスで行われたパン作りの世界大会で優勝、続く2008年も準優勝という輝かしい成績を残しています。
ベーカリー「帕莎蒂娜」は高雄に8店舗、今年の春に台南に出店しました。この台南の店は、台南市の孔子廟に近い南門路で長年使われていなかった市長官邸の建物をリノベーションしたフレンチレストランに併設されています。

0809pan4ここには世界一のパン「酒釀桂圓」はじめ、豊富な種類のパンとケーキ、台湾名物のパイナップルケーキや龍眼ケーキ、台湾の野菜を使ったスープもあります。
このパンはレストランのコース料理でも出され、海外で修行を積んだ若手シェフの創作メニューを彩っていますので、緑とアートの中の落ち着いた雰囲気の中、料理と一緒にゆっくり味わうのも素敵です。

0809pan5帕莎蒂娜
台南市中西區南門路239號
アクセス:高鐵台南駅と台鐵台南駅からシャトルバスで孔子廟へ。そこから徒歩約15分。
電話:ベーカリー(06)213-6068 レストラン(06)213-6039
営業時間:ベーカリー 11:00 〜22:00 
     レストラン ランチ11:30〜14:30 ディナー17:30〜22:00
年中無休、レストランは要予約
ベーカリー http://bakery.pasadena.com.tw/index.html
レストラン http://www.pasadena.com.tw/tmh/

0809pan6この日のメニュー
ホタテのローストとカニ(冷製)
サーモンソテーきのこ添え
台湾筍とスペインのソーセージ
マンゴーシャーベット
ラム肉のステーキ
デザート
コーヒー/紅茶
 ※写真はデモコースのため、実際とは違います。

0809pan7『27℃ ― 世界一のパン(原題:世界第一麥方)』
監督:林正盛(リン・チェンシェン)
出演:李國毅(レゴ・リー)孟耿如(モン・コンルー)高盟傑(カオ・モンジェ)黃鐙輝(ホアン・トンフイ)邱凱偉(Darren)

ストーリー
貧しい家に生まれ、父を亡くしたバオチュンは、ふとしたきっかけでパン作りの魅力に取りつかれ、母や友人たちに励まされながら修業の道を邁進していく。そして初恋の少女が好きなあんパンを必死で作るのだが、彼女の家庭の反対で別れなければならなくなり、失恋の悲しみもまた修行で乗り越えていくのだった。
やがて世界大会に出場したバオチュンは各国の強者たちと競い合うことに…。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

|

« おいしい台湾映画〜台南・嘉義紀行、野球映画『天后之戰』の巻 | トップページ | Podcast 黄河(ホアン・ハー)インタビュー2015 in 台北 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« おいしい台湾映画〜台南・嘉義紀行、野球映画『天后之戰』の巻 | トップページ | Podcast 黄河(ホアン・ハー)インタビュー2015 in 台北 »