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2015/10/31

第28回東京国際映画祭、東京 グランプリにはブラジルの『ニーゼ』!

1031tiff1第28回東京国際映画祭は本日閉幕、クロージングセレモニーで各賞が発表されました。
東京 グランプリにはブラジルの『ニーゼ』、審査員特別賞はフランスの『スリー・オブ・アス』、観客賞がイタリアの『神様の思し召し』、アジアの未来 作品賞にはタイの『孤島の葬列』などが選ばれました。

1031tiff2東京グランプリ『ニーゼ』についてブライアン・シンガー審査委員長のコメント
「作品をつくるにあたって、とにかくその作がファンタジーであろうと、実話に基づいたものであろうと観た観客が本当だと思うということが本当に大事だと思います。それを考えた時に、この作品は、本当にその要素が 全部含まれていました。寂しさもあり、ユーモアもあり、そして最終的には勝負もあり、この作品に決めまし た。
個人の意見として、今回グランプリに「ニーゼ」に決まって本当に嬉しく思います。何故かというと、自閉症 の子供たちのバスドライバーをした経験があります。そうゆう意味でこの映画は私の心を打つ映画でした。
そ して、もう一つ皆さんに言いたいことは、グランプリ作品の審議には長い時間がかかりました。素晴らしいフ ィルムメーカーの皆さま、素晴らしい演技者がいる中で、たったの6賞しかないことが残念です。 個人的な友人イーサン・ホークも非常にいい演技をしたと思いますし、「地雷と少年兵」の少年兵たちなど、 皆すごくいい演技をしていました。そして特に、「ニーゼ」に登場する犬の演技も最高でした。動物に演技を させる難しさが私にはよくわかるので、犬の素晴らしい演技に賞を差し上げたかったくらいです。
映画祭の中 で、この審査員達と映画を観たりランチをしたり、素晴らしい時間を過ごしたことを皆さんに報告したいと思 います。東京の皆さん、日本の皆さん、本当にありがとうございました。」

1031tiff3『ニーゼ』のホベルト・ベルリネール監督のコメント
「時々自分が、特別なことをしていると感じる時があります。まさにこの作品をつくっている時にそう感じまし
た。でもそれ以上に私にとって大変な経験になりました。病院の精神科の患者と5ヶ月程一緒に過ごし、そし て彼らは私たちと一緒に撮影に付き合い、そしてスタッフにもなり、キャストの一員にもなったわけです。こ ういった体験が私の人生を変えました。それは、この映画の中に全部出ています。もっともっと言いたいこと はたくさんありますが、この映画を観て頂ければ、全部感じて頂けると思います。日本が本当に大好きです。 皆さんに感謝をしています。ありがとうございました。」

1031tiff4受賞一覧
東京 グランプリ 『ニーゼ』(ブラジル)
審査員特別賞 『スリー・オブ・アス』(フランス)
最優秀監督賞 ムスタファ・カラ『カランダールの雪』
最優秀女優賞 グロリア・ピレス『ニーゼ』
最優秀男優賞 ローラン・モラー / ルイス・ホフマン『地雷と少年兵』
最優秀芸術貢献賞 『家族の映画』(チェコ=ドイツ=スロベニア=フランス=スロバキア)
観客賞 『神様の思し召し』(イタリア)
アジアの未来 作品賞 『孤島の葬列』(タイ)
国際交流基金アジアセンター特別賞 デグナー『告別』( 中国)
日本映画スプラッシュ 作品賞 『ケンとカズ』
WOWOW賞 『カランダールの雪』(トルコ=ハンガリー)
"SAMURAI(サムライ)"賞 山田 洋次 呉宇森(ジョン・ウー)
ARIGATŌ(ありがとう)賞 樹木希林、日野晃博、広瀬すず、細田守、リリー・フランキー

以上、東京国際映画祭のリリースより。

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