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2016/02/08

Podcast 東京フィルメックス『山河ノスタルジア』賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督&趙濤(チャオ・タオ)Q&A

0208ja1東京フィルメックスでクロージング作品として上映された中国映画『山河ノスタルジア(原題:山河故人)』の賈樟柯(ジャ・ジャンクー)監督と趙濤(チャオ・タオ)のQ&A音声をPodcast配信しました。

本作は急速に発展する中国社会で、翻弄されながらも力強く生きる一人の女性の半生を過去・現在・未来と26年にわたる壮大なスケールで描いています。ヒロインはもちろん監督のミューズであり夫人の趙濤、70年代のディスコミュージック「ゴー・ウェスト」にのって踊る姿がインパクトありすぎでした。

0208ja2この「ゴー・ウェスト」はもともとヴィレッジ・ピープルが大ヒットさせた曲ですが、数多くのカバーが存在しています。本作で使われているのはペット・ショップ・ボーイズのバージョンですが、何故これにしたのかという質問に「脚本を書くにあたり、出発点を僕の青春時代と重なる1999年に設定したのだが、当時若者の間で流行っていたデイスコでこのバージョンがよくかかっていたから」と答えていました。

また、葉蒨文(サリー・イップ)の「珍重」も監督が好きだったので劇中で使っているということです。「歌詞が変化に富んでおり、ただ人の別れを歌っているだけでなく、相手に対する情も含んでいる曲です。歌以外のものに関しても、個人的な理由で使っていることが多いです。人に理解してもらえるかはあまり気にしないで撮りました」。

0208ja3そして役名についての質問もありました。主人公「タオ」は、趙濤の本名からで「同じ名前だったことで親近感がありました。自分の気持ちを役に入れやすかったです」と言っていました。
タオの息子は父親から「ドル」を意味する「ダオラー」と名付けられていますが、「彼は、息子のためにお金を稼ごうという決意があったのだと思います。面白がってつけたのもありますが、私はこの名前を気に入っています。父親は自分の願望をストレートに息子の名前に託すのは、下手に隠すより良いと思っています」

0208ja4さらに本作では珍しく未来を描いていることについて「私が映画を通して表現したいのは〝私たちがどう生きていくか〟ということです」と語っていました。

『山河ノスタルジア』は2016年4月23日より、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開となります。

『山河ノスタルジア(原題:山河故人)』
監督:賈樟柯(ジャ・ジャンクー)
出演:趙濤(チャオ・タオ)、董子健(ドン・ズージエン)、張艾嘉(シルヴィア・チャン)
配給:ビターズ・エンド、オフィス北野
公式サイト:http://www.bitters.co.jp/sanga/

インタビュー音声はこちら。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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