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2017/07/04

返還20年目を迎えた香港の【今】を描く社会派問題作!!『十年』、蔡廉明(アンドリュー・チョイ)プロデューサーと伍嘉良(ン・ガーリョン)監督の来日決定!

0427xinian11997年に、イギリスから中国へ返還されてから7月1日で20年目を迎えた香港の<今>を描く社会派問題作『十年』は7月22日(土)より K’s cinema 他にて日本公開されますが、エグゼクティブ・プロデューサーの蔡廉明(アンドリュー・チョイ)、プロデューサー兼第 5 話の監督伍嘉良(ン・ガーリョン)が、7月22日(土)公開初日に来日することが決まりました。
お二人は、7月22日(土)の12:20 の回上映後(14:05〜予定)にQ&A を行うことになりました。

本作は 5 人の新人監督によって創作された 5 本のショートフィルムで構成され、製作された 2015年から「10年後の香港」を描いています。
自主映画として製作費750万円(500,000 香港ドル)で製作され、2015年12月、香港でわずか 1館から始まった上映は、徐々に上映館を広げ興行収入約9200 万円(6,094,741香港ドル)を記録。口コミが広がり、同日に公開された『スター・ウ ォーズ/フォースの覚醒』の動員を、一時凌ぐ勢いで香港の人々の支持を受けました。
翌2016年3月には、香港のアカデミー賞と言われる香港金像奨で最優秀作品賞を獲得。2017年4月には、第3話『方言』の監督歐文傑(ジェヴォンズ・アウ)が初の長編デビュー作『大樹は風を招く』(2016Filmex 上映)で、再び香港金像奨最優秀作品賞を受賞しました。

この20年間、SARS、中国からの観光客や移民、雨傘革命、7月1日に新たに習近平政権下で就任する行政長官の選挙等、「一国二制度」下で、しかし大陸から分断された土地である香港は揺れ続けてきました。雨傘革命で変えられると思った事が変えられなかった喪失感に溢れた香港の人々の心を、本作は「為時未晩/まだ間に合う、まだ遅くない」と慰め奮い立たせます。
そして、日本からは見え難い香港の市井の人々が内包する問題を、見る側に問いかけます。
前回2016年大阪アジアン映画祭で、『十年』が初の海外上映を果たした時に2人は来日してアジアンパラダイスでもインタビューしましたが、東京での上映で観客の前に立つのは初めてになります。
近年の香港映画界の流れを変えたともいえる2人が観客の前で何を語るのか、注目です。
ぜひ劇情に足をお運び下さい。

0318xinian2蔡廉明(アンドリュー・チョイ)プロデューサー プロフィール
中国で神学を学び、その後アメリカ リージェント大学でテレビ・映画の製作を、カナダ マニトバ大学で理学を学ぶ。
デジタルメディア、WEB、ビデオプロダクション等、メディア関連の仕事を経験。若手監督たちの才能を助け応援するために、ショートフィルムフェスティバルを組織する。
また一方で様々なドキュメンタリー映画のプロデューサーを務める。作品としては『Fading Marketplaces』『Move with the Times』がある。長編のプロデューサーとしては『Final Project』『十年』がある。

0318xinian6伍嘉良(ン・ガーリョン)プロデューサー兼監督/第 5 話「地元産の玉子」プロフィール
香港理工大学デザイン学部卒業、「80後」と呼ばれる1980 年代生まれ。
映画とテレビドラマの製作に携わり、2012年『Fading Marketplaces』のプロジェクトを立ち上げ、マーケットに関する討論会を開いた。
2014年、香港の人々が過去を共有し、現在を認識し、未来のプラットホームを構築する事が出来るよう希望して、本作のプロジェクトを立ち上げた。

●物語
「エキストラ」
労働節(メーデー)の集会会場のある一室。2 人の男が銃で来場者を脅そうと密かに準備を進めている...。
「冬のセミ」
壊れた建物の壁、街に残された日用品など、黙示録の中の世界になったような香港で、一組の男女が標本を作製している。
「方言」
タクシー運転手に普通話の試験が課せられ、受からないと香港内で仕事ができる場所に制限がかかるようになる。
「焼身自殺者」
ある早朝、英国領事館前で焼身自殺があった。身元もわからず遺書もない。一体誰が何のために行ったのか!?
「地元産の卵」
香港最後の養鶏場が閉鎖された。【地元産】と書かれた卵を売るサムは、良くないリストに入っている言葉だと注意を受ける。

プロデューサー:アンドリュー・チョイ(蔡康明)/ン・ガーリョン(伍嘉良)
監督:「エキストラ」クォック・ジョン(郭臻)
   「冬のセミ」ウォン・フェイパン(黄飛鵬)
   「方言」ジェヴォンズ・アウ(歐文傑)
   「焼身自殺者」キウィ・チョウ(周冠威)
   「地元産の卵」ン・ガーリョン(伍嘉良)
2015/香港/広東語/DCP ステレオ/104 分/英題:TEN YEARS
配給:スノーフレイク
公式サイト:www.tenyears-movie.com
7月22日(土)より新宿 K’s cinema 他にて全国順次公開。

※これまでの『十年』に関する記事とPodcast(音声配信)

2017/04/27
衝撃の香港映画『十年』日本版メインビジュアル発表!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2017/04/post-1138.html

2017/03/10
衝撃の香港映画『十年』7月に日本公開決定!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2017/03/7-744f.html

2016/07/22
2016年台北電影節で上映された香港映画に見る"いま"
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/07/2016-0392.html

2016/04/06
第三十五屆香港電影金像獎作品賞受賞記念で緊急配信!大阪アジアン映画祭、『十年』監督&プロデューサーインタビュー
http://asianparadise.sblo.jp/article/174785208.html

2016/04/04
第三十五屆香港電影金像獎、作品賞は『十年』に!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/04/post-e521.html

2016/03/18
大阪アジアン映画祭香港映画『十年』監督&プロデューサーQ&Aとインタビュー
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/03/post-3b45.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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