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2017/07/30

台湾最大の音楽賞・金曲奨を探る~元審査員長・受賞アーティストを迎えてトーク&ライブ〜、MissKo日本初登場!

0730ko12日間にわたって開催された「台湾最大の音楽賞・金曲奨を探る~元審査員長・受賞アーティストを迎えてトーク&ライブ〜」、今日はポップス編で、倪重華(ニー・チェンホア)によるトークとゲストのMissKo=葛仲珊による日本初ミニライブが行われました。
MissKoは中華圏初の女性ラッパー&シンガーで、2012年の金曲奨最優秀新人賞を獲得しています。

0730event1前半は、昨日に引き続き音楽評論家関谷元子さんのナビゲートで、台湾エンタテインメント業界の先駆者、イノベーターであり、ゴッドファーザー的存在の倪重華が金曲奨の歴史と意義を語りました。
今日はポップス編ということで、今年の金曲奨の映像を見ながら現状についての話がメイン。一番特徴的なのは、草東沒有派對(No Party For Cao Dong)が新人賞、年度歌曲獎 (楽曲賞)、 最佳樂團獎 (バンド賞)の三冠を獲得したことで、多くのメディアが世代交代を印象づけたという報道をしたことだそうです。

草東沒有派對はインディーズバンドですが、歌詞と曲は鋭く簡潔、現代社会の鋭敏な感覚を反映しているということで高い評価を受け、これが受賞に結びつきました。彼らの音楽は同じ考えを持つ若者たちに指示され、SNSで広く拡散されました。
また、新人賞やバンド賞にノミネートされたFLUXのパーティサウンドの色濃い電子音楽とロックを融合させた楽曲や、台中出身でRapと電子音楽を融合させた玖壹壹(911)の楽曲は台湾人の生活に密着するストレートな歌詞で人気を博している、という現状だそうです。

0730event2そういう中で台頭してきた一人、MissKoの音楽性は2012年の金曲奨で突出したものであったことを、倪重華が協調していました。
アメリカのニューヨーク・クイーンズ生まれで歳からヒップホップに触れ、英語と中国語を織り交ぜて創り出すラップは衝撃だったといいます。ここで生まれ育ったからこそ生まれてきた音楽だと。
これに関連して台湾のHIP-HOPの登場と流れも、LA BOYS、The PartyからMC HotDog、大支ほかのアーチストとレーベルを例に挙げながら解説してくれました。

そして、金曲賞の影響力は中華圏全域に及び、C-POPを牽引するバロメーターであること、これから台湾音楽は世界と対話し、将来のポップカルチャーの流れとして電視音楽マーケットを重視していくことがポイントであるということでした。

0730ko2さて、ゲストのMissKoですが、「Slide」「從黑膠起家(Started From Scratch)」「皇后區的皇后(Queen of Queens)」の3曲を熱唱、圧倒的なパフォーマンスに魅せられました。
観客からの質問で張惠妹(チャン・ホイメイ)、方大同(カリル・フォン)、盧廣仲(クラウド・ルー)など中華圏で有名なアーティストとのコラボに関してその選択理由を聞かれました。
「まずは知っている人」というシンプルな答えでしたが、新人賞のプレゼンターが方大同(カリル・フォン)だったので舞い上がり、賞をもらうことよりそちらがテンションを上げたというエピソードも披露してくれました。

2日間通して知った台湾音楽の多様性と深さ、その上カリスマ伍佰(ウーバイ)と新鮮なMissKoのライブを楽しむことができた今回のイベントは、とても充実した、そしてとてつもなく楽しい時間でした。

【主催】
台湾文化部
台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
【企画制作】
株式会社スペースシャワーネットワーク

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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