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2017/11/11

第18回東京フィルメックス11月18日開幕、オープニングは張艾嘉(シルヴィア・チャン)の『相愛相親』!

1111filmex1第18回東京フィルメックスの開幕まであと一週間になりました。
今年も台湾最大の映画祭金馬影展と重なり私は参加できないのが残念ですが、興味津々のラインナップなので中国語圏の作品からいくつかご紹介したいと思います。
今年のオープニングは張艾嘉(シルヴィア・チャン)監督・脚本・主演の『相愛相親』、中国の監督田壯壯(ティエン・チュアンチュアン)が俳優として出演していて、クロージング作品となっている金馬影展ではチケットが秒殺でした。
そして金馬奨では作品賞、監督賞、主演女優賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、オリジナル音楽賞と7部門にノミネートされている話題作です。

さらに、撮影は李屏賓(リー・ピンビン)、音楽を担当したのが黃韻玲(ホアン・ユンリン)という豪華な顔ぶれのクリエイターたちが作り上げているので、期待しないわけにはいきません。
東京フィルメックスでの上映にあたり、張艾嘉が来日してティーチインに登壇するのも楽しみですね。張艾嘉は2014年から金馬奨の最高責任者である「主席」をつとめていますので、張多忙なはずですが2015年の『華麗上班族』に続き来日するというその行動力には脱帽です。

1111filmex2このほか特別招待作品では、中国映画『天使は白をまとう(原題:嘉年華)』も注目です。文晏(ヴィヴィアン・チュウ)監督の意欲作で、新人の文淇(ウェン・チー)は本作で金馬奨の主演女優賞、『血觀音』で助演女優賞にノミネートされるという恐るべき14才。金馬影展ではこれも即完でした。
また、王兵(ワン・ビン)監督の最新ドキュメンタリー『ファンさん(原題:方繡英)』や、デジタルリマスターされた胡金銓(キン・フー)監督の『山中傳奇』の上映も見逃せません。

1111filmex3コンペティションで注目したいのは、蔡尚君(ツァイ・シャンジュン)監督の『氷の下(原題:冰之下)』、金馬奨では黃渤(ホアン・ボー)が主演男優賞にノミネートされています。撮影が余力為(ユー・リクウァイ)というのも、期待感が増します。
中国映画ではほかに中国の現代美術界の旗手、徐氷(シュー・ビン)の初監督作品『とんぼの眼(原題:蜻蛉之眼)』、インディペンデント映画の雄である于広義(ユー・グァンイー)監督のドキュメンタリー『シャーマンの村(原題:跳大神)』が気になります。
台湾からは、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督のもとで育った黃熙(ホァン・シー)初監督作品『ジョニーは行方不明(原題:強尼・凱克)』。今年の台北電影節で助演男優賞、新人賞、脚本賞、撮影賞の四冠に輝いた作品です。

1111filmex4このようにとても魅力的な東京フィルメックスのラインナップなのに、金馬影展と重なり見られないというジレンマ…。日本にいる皆さんは、ぜひこの貴重な機会を逃さないようにしてください。
東京フィルメックスは11月18日から26日まで、有楽町朝日ホールをメイン会場にして開催、詳しくは公式サイトをご覧下さい。
http://filmex.net/2017/

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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