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2018/02/27

大阪アジアン映画祭『私を月に連れてって』と張雨生(チャン・ユーシェン)

0928yueqiu13月9日から開催する大阪アジアン映画祭、皆さんお目当てのチケットはゲットできましたか?
すでに売り切れの作品も続々出てきていますが、台湾映画『私を月に連れてって』を鑑賞予定の皆さまに、張雨生(チャン・ユーシェン)という台湾のアーチストについてお伝えしたいと思います。
もちろん、よくご存じの方も多いと思いますが、お節介とは思いつつ予習として参考にしていただければ…という記事です。

張雨生は台湾ポップス界の"マジシャン"と呼ばれたシンガーソングライター&音楽プロデューサーとして有名で、張惠妹(チャン・ホイメイ=アーメイ)を育てたプロデューサーとしても知られています。
映画『私を月に連れてって』は、張雨生が亡くなって20年の昨年、2017年に製作され台湾で公開になりました。原題の『帯我去月球』は張雨生の曲名でもあります。
張雨生生誕50年の2016年11月に台北で製作発表記者会見が行われ、取材に行きました。
この時の様子はこちらをご覧下さい。

http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2016/11/post-7648.html

張雨生は1966年生まれ、1988年に正式デビューしてファーストアルバム「天天想你」から10年間にアルバムを10枚(ベストアルバムを含む)発表、多彩な音楽センス、驚異的な高音と歌唱力で聞く者を魅了しました。
そして、1996年にアルバム「姉妹」で張惠妹を世に送り出しました。
続く「Bad Boy」はタイヤル族の血を引く母を持つ彼は、プユマ族であるアーメイのために原住民の色合いを投入してパッションあふれるアルバムに仕上げ、135万という華語音樂史上第2位のセールス記録を作りました。

1997年10月19日、交通事故で重傷を負い、意識を取り戻すことなく11月12日に31歳で夭折、事故の直前にリリースした「口是心非」が遺作となりました。このアルバムは1998年の金曲奨で最優秀アルバム賞を受賞、張雨生の作り出した音楽世界は、張惠妹だけではなく多くの台湾アーチストに影響を与えました。

そして没後20年の2017年、第28屆金曲獎で特別貢獻獎が贈られ、アーメイがが「天天想你」「以為你都知道」「後知後覺」「我期待」を歌い、偉大な音楽家を追悼しました。
特別貢獻獎のトロフィーを受け取った張雨生のお母さんは、想い出と感謝の言葉を時に声を詰まらせながら語り、横で何度も涙をぬぐうアーメイが印象的でした。

『私を月に連れてって』を見る前に、ぜひ以下の3曲をお聴きいただければと思い、オフィシャルMVをご紹介します。

「帶我去月球」1992年 

「我期待」1994年 
林書宇(トム・リン)監督映画『九月に降る風』のエンディングテーマとして使われました。

口是心非 1997年

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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