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2018/04/10

第13回大阪アジアン映画祭で上映された香港映画『青春の名のもとに』の譚惠貞(タム・ワイジェン)監督インタビュー!

0410tan1第13回大阪アジアン映画祭で上映された香港映画『青春の名のもとに』の譚惠貞(タム・ワイジェン)に、インタビューしました。
譚惠貞監督は『掃毒(邦題:レクイエム 最後の銃弾)』『危城(邦題:コール・オブ・ヒーローズ 武勇伝)』などアクション映画の脚本を担当していましたが、自身の監督デビュー作は全くテイストの違う女性教師と男子高校生との恋愛がテーマの作品です。

0410tan2譚惠貞監督は香港電影大学で陳木勝(ベニー・チャン)に師事していた頃からこの脚本を書き始め、新人監督の第一作をサポートするコンペティション「第二屆首部劇情電影計劃」で受賞を果たし、「香港電影發展基金」で325萬の補助金を得て製作されました。
「脚本は書き直したり他の仕事もあったため5年くらいかかりました。学生と教師の恋愛は大陸では公開できない為なかなか投資者が見つかりません。補助金をもらっても製作費が足りないので天下一電影製作という会社を訪ねて脚本を売り資金を得ました。それでもまだ足りなくて、若手育成に力を注いでいる莊文強(フェリックス・チョン)に相談したところ、劉嘉玲(カリーナ・ラウ)を紹介してくれました」ということで、劉嘉玲が本作にノーギャラで出演しただけでなく、途中からプロデュースも買って出てくれたそうです。

0410tan3大スターと新人監督…そのプレッシャーはたいへんなものだったそうですが、劉嘉玲は道理にかなったことならば、新人であろうがベテランであろうが監督の演出に従うというプロフェッショナルな考えを持った方だということです。
「ただ、大女優が出るからにはインディペンデントではいけません。きちんとした商業映画にしなければならないので、その調整は私の責務でした」と、果てしない苦労を語る監督でした。

0410tan4そして、映画体験の原点についても聞いたところ、ロマン・ポランスキー、ミケランジェロ・アントニオーニ、ベルナルド・ベルトリッチ、ペドロ・アルモドバルが好きだそうで、香港だと杜琪峰(ジョニー・トー)と王家衛(ウォン・カーワイ)。そして王家衛には一番影響を受けているとも語っていました。

次の映画の脚本も完成したそうです。「文芸ものです。ただ政府の補助金はありませんから商業的な作品にして、香港と大陸の市場の違いも考慮しています」と、現状をよく把握し地に足をつけた製作方針を持つ譚惠貞監督、どんな作品なのか気になります。

このインタビューは、6月4日からPodcast配信します。
乞うご期待!

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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