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2018/07/24

台湾の高雄「衛武營藝術文化中心」10月オープン!

0724weiwuying1台湾には国立の劇場やコンサートホールがいくつかありますが、台北の國家兩廳院、臺中國家歌劇院に続き、高雄にさらにスケールの大きな衛武營藝術文化中心がオープンします。
6月に行われたアジア各国のメディアによる合同取材に参加したのですが、いやぁすごいのなんの!びっくりしました。
47ヘクタールという広大な衛武營都會公園の中にある、独特の波や魚のエイの形を表した美しい曲線フォルムの白い屋根を持つ建物に、「歌劇院(Opera House)」(2260席)、「音楽廳(Concert Hall)」(2012席)、「戲劇院(Playhouse)」(1254席)、「表演廳(Recital Hall)」(430席)という四つのホールがあるのです。
これだけでなく、建物の南側の外壁を利用した野外ステージは516席。
建物だけで3.3ヘクタールあるそうです。

0724weiwuying2この敷地は日本統治時代に軍事基地だった場所で、オランダ人の設計により2009年に着工。
4つのホールの真ん中にある空間は「ガジュマル広場 」と名付けられ、市民の憩いの場として活用。ホールはまだ工事中ですがこの広場はすでに開放されていて、取材した時は、ちょうどヨガの活動が行われていました。
風の通り道になる作りなので、日影でけっこう涼しかったです。

0724weiwuying3今回の取材では、音楽廳(Concert Hall)と表演廳(Recital Hall)の内部を見せてもらいました。
音楽廳(Concert Hall)は台湾唯一のヴィンヤード(ぶどう畑)式を採用し、1階から3階まで中2階も含めた4層の客席がセンターステージをぐるりと360°囲んだかたちです。
ここにはアジア最大というドイツのヨハネス・クライス社製パイプオルガンが設置され、パイプは9,085本、鍵盤は5段だとか。

0724weiwuying4表演廳(Recital Hall)の方は柔らかく弾性のある材質の舞台、客席のシートにはウールが使われていて、とても座り心地が良かったです。
そして客席の床からの冷房設備となっていて、この下にあるリハーサル室との間にスプリングを使用して衝撃を吸収しているのだそうです。

ひとつの建物の中に4つのホールを内包するというのは、そのスケールからも色々苦労があったと思いますが、一番たいへんだったのが屋根の施工だそうです。何せ高雄は暑いですから熱対策、そして防音に困難を極めたということでした。

0724weiwuying5すでにスタートしているプレイベントの後、10月からこの素晴らしい劇場やホールでさまざまな芸術と伝統文化の公演が展開されていくのでしょうが、詳細の発表が待ち遠しいです。

衛武營藝術文化中心
高雄市鳳山區南京路449之1號
高雄捷運(MRT)橘線(オレンジライン)「衛武營」駅6號出口からすぐ
https://www.wac.gov.tw/index.php

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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