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2018/11/13

台湾映画『台北暮色(原題:強尼.凱克)』黃熙(ホアン・シー)監督インタビュー!

1113huan111月24日から公開になる台湾映画『台北暮色(原題:強尼.凱克)』の黃熙(ホアン・シー)監督にインタビューしました。
侯孝賢(ホウ・シャオシェン)監督の愛弟子として、恩師のプロデュースにより監督デビューをした黃熙の本作は、2017年の台北電影節と金馬奨で計5つの受賞を果たし、東京フィルメックスのコンペにも参加しました。
日本では安定した支持層のある台湾ニューウェーブのテイストを継承する次世代監督として配給会社が注目し、公開が決まったそうです。

1113huan2日本公開の決定について感想を聞いたところ、黃熙監督は「とてもうれしいです。特に中国で公開ができなくなったため、海外で見てもらえる機会を得たことを光栄に思います」と語っていました。
中国で公開ができなくなった理由はご存じの方も多いと思いますが、主役の柯宇綸(クー・ユールン)が台湾独立派だからという中国側の単なる“言いがかり”。以前の戴立忍(ダイ・リーレン)の時もそうでしたが、本当に心外です。

1113huan3侯孝賢監督が黃熙に様々なサポートをしたことは他のメディアでも報じられていますが、侯孝賢組の素晴らしいスタッフが新人監督を支えました。特に撮影の姚宏易(ヤオ・ホンイー)は監督としても数々の受賞歴のある人なので、プレッシャーも大きかったのではないかと聞くと「確かにそうですね、これまでスタッフとして侯孝賢監督作品の現場で一緒に仕事してきましたが、今回監督と撮影という立ち位置になると、姚宏易はとても高い要求を私にしました。ですから、彼の印象が一番深かったですね」と語っていました。

また、監督は日本が大好きでプライベートでよく来るそうです。
本作は台北の街と人々を描いた映画なので、黃熙監督は日本で何か感じて映画を撮りたくなったのではないかと思ったのですが、「これまでは観光で来ていましたので、表層しか見ていません。暮らしてみたら、何か撮りたくなるかも知れません」ということでした。

1113huan4そして、実は監督はあまり台湾映画を見ていなかったということと、一番好きな監督は王家衛(ウォン・カーワイ)というのに驚きました。
この他、ヒロインの瑞瑪•席丹(リマ・ジタン)の起用について聞くと、様々なエピソードと共に語ってくれ、将来性の高い女優なのだということがよくわかりました。
このインタビューは、11月26 日からPodcast配信します。
映画鑑賞の予習・復習にお役に立てばうれしいです。

0907johnny1『台北暮色(原題:強尼.凱克)』
製作:侯孝賢(ホウ・シャオシェン)
監督:黃熙(ホアン・シー)
出演:瑞瑪•席丹(リマ・ジタン)、柯宇綸(クー・ユールン)、黄遠(ホアン・ユエン)
配給 A PEOPLE CINEMA
公式サイト:http://apeople.world/taipeiboshoku/
Ⓒ3H Productions Ltd
11月24日(土)より渋谷ユーロスペースほか全国順次公開

※これまでの『台北暮色(原題:強尼.凱克)』に関する記事

2018/09/07
台湾映画『台北暮色(原題:強尼.凱克)』11月に日本公開決定!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2018/09/11-a7ed.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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