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2019/03/24

第14回大阪アジアン映画祭 中国映画『美麗』周洲(ジョウジョウ)監督・池韻(チー・ユン)インタビュー!

0324meili1第14回大阪アジアン映画祭のコンペティション部門で上映された中国映画『美麗』の周洲(ジョウジョウ)監督と、主演で共同脚本も手がけた池韻(チー・ユン)にインタビューしました。
映画はとても強い衝撃を与えるのですが、周洲監督はいかにもアート映画のクリエイターという知的で静かな方で、池韻もまた独特の雰囲気を持った女優さんです。

0324meili2本作はLGBTを扱った作品なので中国での一般公開は難しいのですが、第12屆西寧FIRST青年電影展で高い評価を得、池韻はベストパフォーマーに選ばれています。
周洲監督は映画記者、編集者、評論家を経て脚本顧問を務めたりしていて、これが長編初作品となります。
なぜ、公開のハードルが高いテーマの映画を撮ったのか聞いてみました。
「この映画は、自分の周りにあることを描いたものです。一般公開などは考えずに私費を投じて、低予算で自分が撮りたいものを撮ったということです」

0324meili3一方の池韻は映画や舞台で女優として活動していて、長春電影節のボランティアをしていた時に周洲監督と出会い、一緒に本作の脚本を書くようになったそうです。
「早い段階から脚本に関わることができたのは、時間をかけて役を理解することができますし、とても貴重な機会でした。後に私が主人公を演じることになった時、とても役に立ちました」
ということで、まず脚本に参加して、その後に主演が決まったという経緯だそうです。

0324meili4低予算で撮影も8日間しかなかった為、池韻は衣裳も自分の家から持って来たり、美術も手伝ったりと色々な役割をこなしたそうです。
「実は、この映画ではプロの俳優は少なくて、ほとんどが素人です。私の友人役など、本当に友達に頼みました。ただ、みんなそれぞれ仕事がある為休みを取って撮影に来てくれるので、来られない時に私1人のシーンをまとめて撮ったりしていました」 という裏話も聞かせてくれました。

0324meili5中国の地方の街を舞台に、1人の女性が恋人に裏切られ、義兄から執拗に追われながらも幸せを求めてもがく主人公、監督の容赦ない悲劇的な運命の描き方は痛みを伴わずに見ることはできません。
そして、監督が「天才だ」と絶賛する池韻の演技を、世界各国での映画祭で多くの人に見てもらいたいと思います。 このインタビューは、4月29日からPodcast配信します。

第14回大阪アジアン映画祭 作品解説
http://www.oaff.jp/2019/ja/program/c10.html#

第14回大阪アジアン映画祭 開催レポート
http://www.oaff.jp/2019/ja/report/13_2.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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