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2019/04/13

大阪アジアン映画祭 香港映画『女は女である(原題:女人就是女人)』孫明希(メイジー・グーシー・シュン)監督&黄家恒(トモ・ケリー)インタビュー!

0414woman1 第14回大阪アジアン映画祭で上映された香港映画『女は女である(原題:女人就是女人)』の孫明希(メイジー・グーシー・シュン)監督と、主演の黄家恒(トモ・ケリー)にインタビューしました。
この日は二回目の上映日で、Q&Aに登壇したプロデューサーのミミ・ウォン、脚本のジャッキー・ウォン、キャストの麥詠楠(ブベー・マク)も取材部屋(兼控え室)にいらしたのですが、30分という時間なので、インタビューはお二人に代表してお願いしました。

0414woman2 監督は当初LGBTについてドキュメンタリーを撮っていたそうですが、この問題を広く伝えるためには劇映画という形が良いと思い、製作を決めたそうです。しかし、香港ではまだ開放的でないテーマの為、資金難や撮影場所がみつからないなどの苦労が多かったということです。
「すでに了承を得てある高校の校舎を借りる予定だったのに、撮影2週間前になってやはりこのテーマでは貸すことはできないと言われ、必死で貸してくれるところを探しました」と監督。

0414woman3 明るいキャラクターが映画祭で一気にファンを増やした黄家恒は、この役を演じるにあたりたいへんだったところを語ってくれました。
「映画ではまだ男の子の身体の役ですから、すでに手術で大きくしていた胸をギュッと締めつけていた為とても苦しかったです。そして、髪も短く切らなければならなかったことも辛かったです」

0414woman4 もう一人の主役李蕙敏(アマンダ・リー)はスタッフの知り合いを通してオファーしたそうですが、脚本を気に入って快諾してくれ、監督に色々アドバイスや提案をしてくれたと言っていました。
李蕙敏が演じる主婦と黄家恒が演じる高校生、この二人のトランスジェンダーはクラスメイトの母という縁があるのに、家を訪ねて来た時にさらっと会話を交わすだけでガッツリ向き合うシーンがありません。どういう意図なのか、監督に聞きました。
「これは、脚本の段階から悩みました。ふたりが互いに助け合いながら成長していくという選択肢もありましたが、あえてそうしませんでした。なぜなら実社会では、そういうケースがあまりないからです。そしてあまり美しすぎるシチュエーションは避けたいと思いました」

0414woman5 そして今後について、監督は「これからも女性をテーマにした映画を撮っていきたいと思っています。女性だけのクルーにしたいのですが、映画界には女性スタッフの絶対数が少ない上に、照明やカメラ、重機を扱うところにはなかなかいないのが悩みどころです」
と、香港映画界の問題点も明らかにしていました。
一方の黄家恒は、「LGBTの現状については香港と日本しか知りませんが、私は広東語、日本語、中国語を生かし、目標である香港のはるな愛さんになって色々発信していけたらと思います」

このインタビューは、5月20日からPodcast配信予定です。
どうぞお楽しみに!

0414woman6 ※大阪アジアン映画祭の公式レポート
http://www.oaff.jp/2019/ja/report/15_2.html

※アジアンパラダイスの『女は女である(原題:女人就是女人)』に関する記事

2019/03/09
第14回大阪アジアン映画祭開幕!オープニング・セレモニーと香港映画『女は女である』Q&A
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2019/03/post-da39.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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