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2019/05/09

大阪アジアン映画祭 香港映画『G殺』の李卓斌(リー・チョクバン)監督&陸駿光(アラン・ルク)インタビュー!

0509gshe1 第14回大阪アジアン映画祭で上映された香港映画『G殺』の李卓斌(リー・チョクバン)監督と、俳優の陸駿光(アラン・ルク)インタビューしました。
この映画は「G」で始まるキーワードにまつわる人々の生き様が交錯し、香港の今をミステリー・タッチで描く意欲作です。
本作も、金像奨で数々の受賞を果たした黃進(ウォン・ジョン)監督の『誰がための日々(原題:一念無明)』や陳小娟(オリヴァー・チャン)監督の『みじめな人(原題:淪落人)』など香港政府の新人監督デビューをサポートするプロジェクト「首部劇情電影計劃」から生まれた映画です。

0509gshe2 衝撃的なデビュー作で、こういうドキドキ感を味わえるのが映画祭の醍醐味の一つです。まず監督にこの「G」というキーワードを使った構想は、どのように脚本という形まで作り上げたのか聞いてみました。
「脚本家と今の香港を描きたいねということで、頭のない死体から始まる物語を作りたいということになりました。若い人の視線で描きたいので、女子高生を主人公にしてその回りの人色々な人たちを混ぜ合わせてひとつのストーリーにしよう、とにかく香港らしい者を作りたいと思いました。なぜ「G」なのか、特に考えてはいなかったのですが、皆さんに聞かれることが多いのであとから意味づけを考えました」
と笑っていました。

0509gshe3 新人監督が杜汶澤(チャップマン・トー)など大物のキャスティングができた事については、このように語っていました。
「脚本が良かったからだと思います。例えば、メインキャストが6〜7人いたとして、役のバランスが違うことが多いです。でも、この作品は6〜7人それぞれに見せ場があるので、そこもポイントが高かったのではないでしょうか。
今回は「首部劇情電影計劃」にサポートしてもらいましたが、俳優の中にもこのプロジェクトを重要視している人が多いので、その影響もあったと思います。それに加えて、僕は香港の新しい俳優を香港の観客に知ってもらいたくて新人を起用しているので、そこも評価されたのではないでしょうか」

0509gshe4 そのキャストの1人、とんでもない教師を演じた陸駿光は、新人の李卓斌監督の発想や演出に何か刺激を受けたのではないかと思いました。
「これまでテレビの仕事が多くて、型に合わせた製作方法でしたから、心のこもった、創意工夫もあり彼自身のスタイルが確立している監督は凄いと思います。彼とは10年前に初めて会ったのですが、その時すでに今までの香港では見たことのない自分のスタイルを持っていたので、彼と仕事をすること自体が刺激的です」
と、絶賛。

0509gshe5 そして、とんでもない教師の役作りについても伺いました。
「実際の世の中には、こういう良い所も悪い所も持った人はいますよね。それをどうやって演じるか長いこと考えました。この人物の核心を捉えることができたら、こういう場合はこの人だったらどうするかと考えて演じました。後で、教育関係のドキュメンタリーを見て、それが間違いではなかったことがわかりました」

監督の才能と、陸駿光の男前ぶりに朝から興奮しました。
このインタビューは、5月28日からPodcast配信予定です。お楽しみに!

第14回大阪アジアン映画祭 作品解説
http://www.oaff.jp/2019/ja/program/hk01.html

第14回大阪アジアン映画祭 開催レポート
http://www.oaff.jp/2019/ja/report/16_1.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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