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2019/09/28

台湾映画『バオバオ フツウの家族』蔭山征彦が初日舞台挨拶!

0928baobao1 本日9月28日(土)、新宿K’s cinemaで台湾LGBTQ映画『バオバオ フツウの家族』が公開初日を迎え、主演の台湾で活躍する日本人俳優で脚本家の蔭山征彦が、司会のヴィヴィアン佐藤と共に第1回目の上映後に舞台挨拶に登壇しました。
12時10分から始まった上映は、本作らしく老若男女様々な客層で8割方埋め尽くされ、大きな拍手に迎えられ登壇した蔭山征彦は、「こんにちは。本日はありがとうございます。僕は台湾に住んで既に20年経ちます。俳優・脚本家として活躍しています。今まで東京国際映画祭、大阪アジアン映画祭等では自分が出演した作品が上映されることはあったのですが、こうして、正式に作品がロードショーされることは初めてですし、ずっと願っていたことですので、今日は記念の日になります。」と語りました。

0928baobao2 日本と台湾のLGBTに関する皆さんの意識は剥離していないのではという質問に関して、「すごく開放的で町を歩いていても皆さん女性同士、男性同士で手を繋いて歩いていても普通のことです。知り合いに同性愛の男性がいて、クランクイン前にお話を伺って役作りの参考にさせて頂きました。」。
また、映画作りに関しても自由な感じなのかと聞かれ「日本と全く違うなと思うのは、狭いので、ステップを踏まないでいいということろがあります。アシスタントディレクターから始まって、一歩一歩上がっているスタイルが日本ではどの業界でもそうだと思います。でも実力と才能があれば、いきなり引っ張ってくれるのが台湾のいいところだと思います。」と語りました。

先日、台湾で出演した客家テレビのドラマ『日據時代的十種生存法則』の演技が認められ、台湾最大のテレビアワード台湾金鐘奨で助演男優賞にノミネートされました。
対象となったのは日本統治時代の人間模様を描いた内容で、蔭山征彦は台湾人に寄り添う日本人警察官を演じています。
10月5日に台北の國父記念館で行われる発表受賞式に出席するにあたり、「羽織袴にしようと思ったのですが、僕は痩せているので似合わないためタキシードにします」と言っていました。

また本作の後、自らが脚本を書いた作品『あなたを、思う。』が11月2日から日本公開されるなど、この秋の活躍が目覚ましく、司会のヴィヴィアン佐藤から「この秋は蔭山フィーバーですね」と聞かれると、「そういわれると賞を獲りたくなってしまいますね(笑)。本当に第一線で活躍する方々と一緒にノミネートされたので、意義のあるものだと思っています。」と少しユーモアを含めつつ答えた。

0928baobao 5月にアジアで初めて同性婚が認められた台湾から届いた本作は、2組の同性カップル4人が協力して、「赤ちゃんが欲しい!」と妊活をし、家族になる物語。
過去、『青春神話』『ウェディング・バンケット』『藍色夏恋』『僕の恋、彼の秘密』『花蓮の夏』『GF*BF』など、特に青春映画にてLGBTを描いた秀作を生み出してきた台湾ですが、本作に描かれるのは、同性を愛することに逡巡して悩める高校生を中心とした若者たちの姿ではありません。
すでにそのステップを超え、社会の軋轢や、理解することが難しい親たちとの確執と対峙しながら、自由な形で自らの幸せを力強く掴もうとする4人の主人公達が爽やかに描かれ、心を打ちます。

0418baobao3 『バオバオ フツウの家族』
9月28日(土)より 新宿K’s cinemaにて上映中

≪STORY≫
「赤ちゃんが欲しい」と、ロンドンに住む2組の同性カップルが協力して妊活を始める。双子を妊娠したシンディは、ひとりロンドンから台湾に戻る。不安と悲しみに満ちた彼女が頼ったのは幼馴染の警官タイ。かねてよりシンディを密かに思っていたタイは、理由も聞かずに自分がお腹の子の父になると言うのだが、シンディの心は癒されない。子供を持って家庭を築きたいと願うシンディとジョアンがようやく待望の子宝に恵まれたのに、なぜ彼女はひとりで帰国したのか…。

監督:謝光誠(シエ・グアンチェン)≪第1回長編監督作≫
出演:雷艾美(エミー・レイズ)、柯奐如(クー・ファンルー)、蔭山征彦(カゲヤマユキヒコ)  蔡力允(ツァイ・リーユン)、楊子儀(ヤン・ズーイ)
2018年/台湾/97分/1:1.85/原題:親愛的卵男日記 英題:BAOBAO

公式サイト:www.baobao.onlyhearts.co.jp
Facebook:fb.me/baobaomovie 
twitter:@baobao_movie
Instagram:@baobao_movie

配給:オンリー・ハーツ/GOLD FINGER
協力:GENXY/ビームス 
後援:台北駐日経済文化代表処台湾文化センター
©Darren Culture & Creativity Co.,Ltd

※『バオバオ フツウの家族』と蔭山征彦に関するこれまでの記事とPodcast音声

2019/05/26
台湾映画上映&トークイベント〜台湾映画の"いま"〜オリジナリティと未来へ向けて『念念』脚本を手がけた俳優の蔭山征彦のスペシャルトークで大盛況!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2019/05/post-2dccff.html

2019/04/18
台湾映画『親愛的卵男日記』が『バオバオ フツウの家族』の邦題で9月日本公開決定! メインキャストの柯奐如(クー・ファンルー)と蔭山征彦が来日、先行特別上映も!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2019/04/post-2d5d34.html

2014/03/31
Podcast 蔭山征彦インタビュー2014
http://asianparadise.sblo.jp/article/92123924.html

2014/03/21
蔭山征彦インタビュー2014 in 東京
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2014/03/2014in-9dbb.html

2012/06/18
Podcast 「父の子守歌」蔭山征彦インタビュー後編
http://asianparadise.sblo.jp/article/56561271.html

2012/06/11
Podcast 「父の子守歌」蔭山征彦インタビュー前編
http://asianparadise.sblo.jp/article/56378859.html

2012/06/08
台湾映画「父の子守歌」蔭山征彦インタビュー in 台北
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2012/06/in-d75c.html

2009/12/18
Podcast 蔭山征彦インタビュー2
http://asianparadise.sblo.jp/article/34321803.html

Podcast 蔭山征彦インタビュー1
http://asianparadise.sblo.jp/article/34321824.html

2009/12/18
蔭山征彦インタビュー in 浜松町!
http://asian.cocolog-nifty.com/paradise/2009/12/in-8efb.html

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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