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2019/11/19

金馬影展 シンガポール・台湾合作映画『熱帯雨』Q&A

1119wetseason1 デビュー作『イロイロ/ぬくもりの記憶(原題:爸媽不在家)』が金馬奨で作品賞を獲得した陳哲藝(アンソニー・チェン)監督の新作『熱帯雨』が、今回も作品・監督・主演女優・助演男優・オリジナル脚本の5部門でノミネートされ、18日に金馬影展で上映されました。
上映後には、陳哲藝監督とメインキャストの楊雁雁(ヤオ・ヤンヤン)、許家樂(シュー・ジアラー)、楊世彬(ヤン・シービン)が登壇し、Q&Aが行われました。

1119wetseason2 本作は、シンガポールで中国語の教師として働く女性を主人公に、夫婦間の問題や教え子との関係などが描かれる作品です。
陳哲藝監督は「僕も結婚して10年、経験を重ねて年齢的にも30代の半ばになり、この映画では成長した自分が反映できたのではないかと思います」と挨拶。

1119wetseason3 主役の楊雁雁はマレーシア、シンガポール、台湾で活躍する女優で、金馬奨の助演女優賞ほか数々の受賞歴のある実力派です。
今回苦労したのはウィッグを付けて演じたことだということですが、役作りについては「私の中にもヒロインと同じ気持ちがあるので、自分自身の思いが表れているかも知れません」と語っていました。

1119wetseason4 ヒロインと関わる生徒を演じた許家樂は、前作で金馬奨の新人賞にノミネートされ、今回は助演男優賞候補になっています。
この役は最初大勢のオーディションを行いましたがなかなか見つからず、監督は前作で少年を演じた許家樂を思いだし「しばらく会っていなかったのですが、彼はかなり変わっていて、このチームに参加させることにしました」と言っていました。
楊雁雁とは前作では親子、今回は教師と生徒という関係の許家樂は「子供の頃からママと呼んでいたのに、今は先生に変えなければならなくなりました」と。

ヒロインの義父を演じた楊世彬は舞台俳優で、映画はこれが初めてということです。
「私は監督の前作が大好きだったので、オファーがあった時すぐに引き受けました。その後に監督と会ってどんな役柄なのか聞きました」と笑っていました。
楊世彬は豊富な経験と演技力を持っていますが、今回は役作りの為病院で役柄と同じ病気の患者の行動や情緒を観察したそうです。

本作は東京フィルメックスで上映されますので、スケジュールやチケット情報などは、公式サイトをご覧下さい。
https://filmex.jp/2019/

1119wetseason5 『熱帯雨』
監督:陳哲藝(アンソニー・チェン)
出演:楊雁雁(ヤオ・ヤンヤン)、許家樂(シュー・ジアラー)、李銘顺(リー・ミンシュン)、楊世彬(ヤン・シービン)
◆ストーリー
マレーシア出身の阿玲はシンガポールの高校で中国語教師をつとめている。家庭では不妊治療を続けているが夫はあまり協力的ではなく、夫婦間の見えない溝が徐々に広がっていくことに心を痛めていた。
そんな中、阿玲の教え子の中に彼女に憧れる男子高生がおり、補習を続けているうちに他の生徒とは違う感情が芽生えていく…。

★リンクは有り難いのですが、写真や記事の転載は固くお断りします。

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