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2019/12/31

2019年の台湾映画を振り返る!

1120detention3 今年の台湾映画は、前半これという作品がなくどうなることかと思いましたが、後半になって話題作が次々公開されました。
中でも突出していたのが、人気ゲームを映画化した『返校』。興行収入 2.59億台湾ドルを叩き出し、金馬獎でも5つのトロフィーを獲得して一人勝ち。
単にヒットと受賞というだけでなく、白色テロと正面から向き合った題材は10代の若者たちが台湾の歴史を再認識する絶好の機会となり、台湾映画史的にも特筆すべき事象だと言えます。

本作は、戒厳令下の高校で禁書の読書会が迫害の標的となった事件を描いた内容で、ゲームではホラー色を強く打ち出していますが、映画はホラーではなくファンタジー・サスペンスとして製作されました。
中国大陸では当然公開しませんが、香港ではもちろんヒットしています。
この映画のヒロインを演じた王淨(ワン・ジンン)は小説家としても活躍する才女で、映画やドラマで次々主演してきましたが、本作では金馬奨の主演女優賞にベテラン勢の中で唯一の若手ノミネート者となりました。

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2019/12/30

2019年の香港映画を振り返る!

1230hk1 映画『十年』からまだ4年しか経っていないのに、香港の現実はこの未来予測を超えています。
そんな中で香港映画はどうなっていくのか…とても気がかりですが、この一年を振り返ってみたいと思います。
すでに大作は大陸資本でなくては製作できなくなっていますが、純粋な香港映画も少ないながらもまだまだ作られており、新しい才能が生まれています。
香港映画を興行成績という指標では計れなくなっているものの、いま香港をはじめ中華圏で公開されている『葉問4(邦題:イップ・マン 完結篇)』は爆走中。日本でも5月に公開されます。

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2019/12/29

2019年の中国映画を振り返る!

0529tff3 今年も中国映画市場の勢いは止まらず、興行成績は昨年の609億を超え650億に届こうとしているそうです。
興行収入トップ10のうち8本が国産映画で、一位はアニメの『哪吒之魔童降世(ナタ~魔童降臨~)』、当初はダークホースと言われながら口コミで広がり歴代の2位という凄い成績を上げました。
そして、この監督である餃子(ジャオズ) をはじめ、2位の『流浪地球(流転の地球) 』の郭帆(フラント・グォ)監督、『飛馳人生』の韓寒(ハン・ハン)監督、『少年的你』の曾国祥(デレク・ツァン)という新世代の監督の作品がトップ10に入っており、世代交代の年であったことも特徴。

しかし一方で国際的には王小帥(ワン・シャオシュアイ)監督の『地久天長』で、王景春(ワン・ジンチュン)と咏梅(ヨンメイ)が今年のベルリン国際映画祭でそれぞれ最優秀男優賞と女優賞を受賞するなど、ベテランが評価されています。

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2019/12/28

中国映画『巡礼の約束』2月8日(土)より岩波ホール他にて全国順次公開!

1228junrei 血のつながらぬ父と息子が、一頭の幼いロバとともに歩きつづける巡礼の旅はどうなるのか——。
誰もが道に迷う現代に、新鮮な感動が風のように胸を吹き抜けていく中国映画『巡礼の約束』は、ある理由から突然、聖地ラサへの巡礼の旅に出た妻と、その妻を心配して追ってくる夫、妻の前夫との息子で心を閉ざしている少年、チベットの圧倒的な風景のもと、様々な事情を抱えた3人の家族の巡礼の旅を描き、中国映画の往年の名作『山の郵便配達』を彷彿とさせる感動作と前評判の高い映画に、日本の各界の著名人から続々と絶賛と感動のコメントが寄せられました。

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2019/12/24

今年一番話題の台湾ドラマ『悪との距離(原題:我們與惡的距離)』1月27日より衛星劇場でアンコール一挙放送!

0816aku1 今年の台湾テレビアワード「2019電視金鐘獎」で、作品賞、監督賞、脚本賞をはじめ、主要6部門制覇という快挙を達成した社会派ド ラマ『悪との距離(原題:我們與惡的距離)』が、1月27日よりCS衛星劇場でアンコール一挙放送されることになりました。
本作は無差別殺人事件に関係するすべての人を様々な角度で描き、「これまでの台湾ドラマにない高いレベルに辿り着いた」「台湾ドラマの限界を突破 した」などの高評価を受けた作品で、米インターネット・ムービー・データベース(IMDb)のレビューでも9.3点と高く評価されました。

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2019/12/21

狂才キム・ギドク監督最新作『人間の時間』2020年3月公開決定!

1221ningen カンヌ、ヴェネチア、ベルリンと、世界三大映画祭を制覇した韓国の異端児キム・ギドク。第68回ベルリン国際映画祭(2018)のパノラマ・スペシャル部門招待作品としてプレミア上映され、賛否両論を巻き起こした長編23作目となる最新作『人間の時間』が、2020年3月よりシネマート新宿ほか全国順次公開になります。
メインキャストは藤井美菜とチャン・グンソク、アン・ソンギ、リュ・スンボムほかで、特別出演にオダギリジョーという日韓の人気俳優の豪華競演。

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2019/12/20

宇宙人(Cosmos People)東京・大阪のワンマンライブチケット12/21より一般発売スタート!

1220cosmosこの夏のツアーでは、北京、上海、広州、深圳など中国大陸の10都市を含むほぼすべての公演がソールドアウトとなった、台湾の3ピースバンド宇宙人(Cosmos People)。
日本は東京・大阪以外に初めて足を伸ばし、名古屋、福岡、仙台でのワンマンライブを敢行!
今、台湾のみならず中国大陸の若者からも熱狂的な支持を獲得し、日本各地にもその存在感が着実に浸透しつつあります。
来年2月には、台北最大のコンサートホールである台北アリーナでの初ワンマン公演を開催しますが、チケットは即日SOLD OUT! 。

その、スピンオフ公演ともいうべき、東京恵比寿リキッドルームおよび大阪JANUSでのワンマンライブチケットがいよいよ明日12/21(土)より各プレイガイドで一般発売いたします。
恵比寿リキッドルームは、宇宙人が日本で初めてパフォーマンスを行った記念すべきライブハウス。
今度はここにワンマンライブで再来する、その一段とスケールアップした彼らの姿を是非お見逃しなく!

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2019/12/16

追悼 高以翔(ガオ・イーシャン)

1216gao1 11月27日に、中国で浙江衛視の番組『追我吧』の収録中に倒れ、そのまま帰らぬ人なった高以翔(ガオ・イーシャン)のニュースがアジア中に流れました。
日本でも映画やドラマでよく知られ、プロモーションイベントで来日したこともあった為、多くの華流ファンが衝撃を受けたのですが、12月15日に台北で告別式が行われました。
親しかった藍鈞天(ギャビー・ラン)、丁春誠(ディン・チュンチェン)、姚元浩(ヤオ・ユエンハオ)、艾力克斯(アレックス·ニウ)、陳建州(ブラッキー・チェン)范瑋琪(ファン・ウェイチー)夫妻ほか大勢が参列し、会場内外の500人に見送られ金寶山の墓地に埋葬されたそうです。

私はこれまで2回インタビューしたことがあり、その思い出を綴ろうと思います。

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2019/12/13

台湾のニュース・メディアを描いたドラマ『鏡子森林』好調なスタート!

1213mirror1 名匠 鄭文堂(チェン・ウェンタン)がプロデュース・総監督をつとめるニュース・メディアの世界と人間模様を描いたドラマ『鏡子森林』は12月1日から放送開始になりましたが、初回、第二回と視聴率は同時間帯のトップで評判も良く、好調にスタートしました。
本作は、楊謹華(シェリル・ヤン)、陳以文(チェン・イーウェン)、林柏宏(リン・ボーホン)、鄭人碩(チェン・レンシュオ)、莊凱勛(ジュアン・カイシュン)、温貞菱(ウェン・チェンリン)ほか豪華キャストが顔を合わせ、色々な社会問題に向き合い真実を求めるジャーナリズムの世界と、その人間模様を描いた作品です。

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2019/12/08

林柏宏(リン・ボーホン)インタビュー2019『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁(原題:冰峰暴)』

1208bohong1 先月の東京国際映画祭でワールド・プレミア上映され、11月15日より公開になった日中合作映画『オーバー・エベレスト 陰謀の氷壁(原題:冰峰暴)』のメインキャストをつとめた林柏宏(リン・ボーホン)のインタビューをお届けします。
本作は『フェイス/オフ』『M:I‐2』『レッドクリフ』シリーズなど世界的大ヒット作を多く手掛ける名プロデューサー張家振(テレンス・チャン)指揮のもと余非(ユー・フェイ)監督がメガホンをとり、役所広司、張静初(チャン・ジンチュー)、林柏宏(リン・ボーホン)によるアドベンチャー・アクション映画です。
エベレストの山頂に墜落した飛行機の機密文書をめぐり、救助隊とテロリストが死闘を繰り広げる中、ヘリコプターのパイロット役を演じた林柏宏、どんな気持ちで臨んだのか、役所広司との共演についてなど、色々語ってくれました。

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2019/12/06

台湾映画『人面魚 紅衣小女孩外傳』が『人面魚 THE DEVIL FISH』の邦題で1月に「未体験ゾーンの映画たち2020」で公開!

1206devil1 台湾でメガヒットとなったホラー映画『紅衣小女孩』の第三弾『人面魚 紅衣小女孩外傳』が、1月3日から開催される「未体験ゾーンの映画たち2020」で『人面魚 THE DEVIL FISH』の邦題により公開されることになりました。
2015年に台湾で公開された『紅衣小女孩』は台湾に伝承する“赤い服を着た少女”の怖い話をモチーフに作られ、興行収入8,500万台湾元(約3億縁)のヒットを記録し、この年の5位という成績を収め増した。
さらに2017年の続編『紅衣小女孩2』は、1億台湾元超えのトップヒットとなりました。
そして2018年に『人面魚 紅衣小女孩外傳』が製作され、この年の第4位という好成績。
監督は前2作の程偉豪(チェン・ウェイハオ)から莊絢維(デビッド・ジュアン)にバトンタッチし、パート2からさらに時間を遡り虎爺(フーイエ)という山神の使いが魚の悪霊に取り憑かれた主人公を救う話になっています。

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2019/12/03

台湾ドラマ『あすなろ白書~Brave to Love~』2020年1月よりCSホームドラマチャンネルで日本初放送!

1203asunaro1 「あすなろ白書」は、柴門ふみ原作の大ヒットマンガをドラマ化したもので、日本でも1993年に木村拓哉などが出演し空前の大ヒット、その後台湾でも2002年にドラマ化し、多くのスターを輩出する話題作となりました。
今回、17年ぶりに現代の台湾で再ドラマ化となった本作は、李芸嬋(ロビン・リー)と今年話題の名作ドラマ『悪との距離(原題:我們與惡的距離)』の林君陽(リン・ジュンヤン)が共同監督し、張庭瑚(チャン・ティエンフー)、王淨(ワン・ジン)、宋柏緯(エディソン・ソン)ら、いま台湾で注目の若手がメインキャストをつとめ、大人になりきれない男女の珠玉のラブストーリーに仕上がっています。

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